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ライト級無敗セペダが28連勝 フランスの元王者ウバーリは2年ぶり復帰も黒星

2023年4月30日 14時47分

 29日(日本時間30日)米テキサス州アーリントンのカレッジパーク・センターでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が開催したイベントのメインにWBAライト級3位ウィリアム・セペダ(メキシコ)が出場。挑戦者ハイメ・アルボレダ(パナマ)に2回2分16秒KO勝ち。WBAライト級米大陸王座を防衛した。

 前回のジョセフ・ディアス戦で、コンピュータスタッツでライト級最高の手数を記録したセペダ。サウスポーのセペダは初回、左でアルボレダをグラつかせる場面をつくる。2回、ロープへ追い込んだ“カマロン”(エビ)のニックネームを持つセペダは左ボディーでパナマ人を倒す。カウント後、連打でまたヒザを着かせたセペダは一気にチャージ。左ボディーでマットにうつ伏せになったアルボレダはカウントアウトされた。

 3試合ぶりのストップ勝ちのセペダ(26歳)は28勝24KO無敗。20年12月にクリス・コルバート(米)のWBA・S・フェザー級暫定王座に挑みTKO負けしたアルボレダ(28歳)は19勝14KO3敗。

セペダは2回に試合を決めた

 当初この日はウェルター級の王者候補バージル・オルティスJr(米)が同級WBAレギュラー王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)に挑戦する予定だったが、オルティスが病気(横紋筋融解症)を再発したため中止になった。

 セミのWBAインターコンチネンタル・フェザー級王座決定戦は、ビクトル・モラレスJr(米)がオスカー・デラホーヤ氏のいとこ、ディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)を2度倒して2回1分8秒KO勝ちで戴冠した。

 また、元WBCバンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)が29日、同国ドゥエーで2年ぶりの復帰戦を行い、リカルド・マルティネス(ニカラグア)に8回判定負けした。スコアは78-73、76-75、75-76の2-1でニカラグア人が支持された。

 かつて日本で現WBAバンタム級王者、井上拓真(大橋)に勝利した36歳のウバーリは21年5月、王座を奪われたノニト・ドネア(フィリピン)に続く連敗で17勝12KO2敗。Photos by Golden Boy / Cris Esquesda

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