下町俊貴と大湾硫斗で日本S・バンタム級王座決定戦 6.29フェニックスバトルはWタイトル戦
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2023年5月6日 21時33分
WBOアジアパシフィックL・フライ級王座決定戦が6日、後楽園ホール「WHO’S NEXT DYNAMYC GLOVE on U-NEXT」のメインで行われ、元WBOミニマム級王者で同級1位の山中竜也(真正)が同3位の安藤教祐(KG大和)に3-0判定勝ち。スコアは117-110、118-109、120-107。
元世界王者の山中は引退を表明したあと22年3月、3年8カ月ぶりにカムバック。復帰3戦目でWBOアジアパシフィック王座決定戦を迎えた。
両者ともに遠い距離から左を差し合う静かな立ち上がり。山中が少しずつピッチを上げて迎えた3回、山中のジャブがカウンターとなってヒットすると、タイトル初挑戦の安藤が尻もちをついてダウンとなった。安藤がやや前掛かりになった4回、山中はジャブ、ワンツーを立て続けに決めて試合を支配しにかかった。
山中は脚も上体もよく動き、先手、先手でボクシングを組み立てた。後手に回った安藤は反撃の糸口がつかめず、右を狙うものの手の出ないもどかしい展開に陥った。山中はジャブをコンスタントに当て、7回にはワンツーを連続で打ち込んだものの、さらに次の攻撃にはつなげられない。
後半は安藤がプレスをかけようとするもののかけきれず、山中がコンスタントにジャブを決め、顔を跳ね上げるシーンが繰り返された。11回、安藤がようやく攻勢を強めて右を決めると、初めて青コーナーの応援団が盛り上がった。しかしここから追撃できず、逆に山中が盛り返してラウンドが終了。安藤は最終回も声援を背中に受けて前に出たが、山中が崩れることはなかった。
山中は19勝6KO3敗。圧倒しながらも、もう一歩踏み込めなかった山中は「少し警戒しすぎたかもしれない」と苦笑い。ブランクの影響は練習では感じなくなったというが、試合での勘は完全に戻っていない様子。それでも「世界戦はなかなかチャンスがないので、チャンスがくれば次でもいきます」と頼もしかった。安藤は12勝5KO4敗。
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