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下町俊貴と大湾硫斗で日本S・バンタム級王座決定戦 6.29フェニックスバトルはWタイトル戦

2023年5月7日 10時18分

 日本S・バンタム級王座決定戦が6月29日、後楽園ホール「フェニックスバトル101」にセット。同級2位の下町俊貴(グリーンツダ)と同6位の大湾硫斗(志成)が空位の王座を争う。大橋ジムが7日発表した。

大湾(左)と下町=大橋ジム提供

 当日はメインで、WBOアジアパシフィックS・バンタム級王者の中嶋一輝(大橋)が元IBF世界S・バンタム級王者のTJ・ドヘニー(オーストラリア)と防衛戦を行う。ダブルタイトルマッチとなり、試合の模様はLeminoで無料ライブ配信される。

 S・バンタム級は前王者の古橋岳也が引退により王座を返上。当初は石井渡士也(REBOOT.IBA)と下町による王座決定戦が4月26日に組まれたが、石井がけがで棄権。新たに下町と大湾のマッチアップが用意された。

 26歳の下町は16勝11KO1敗2分のサウスポー。デビュー3戦目に黒星を喫して以降は負け知らずのホープで、17年に全日本新人王、19年に日本ユースS・バンタム級王座を獲得。満を持して初の日本タイトルマッチに挑む。

 沖縄出身の25歳、大湾は10勝6KO1敗。こちらは日本ユース同級王座決定戦で荒木哲に敗れた試合が唯一の敗北。強打が自慢の大器で将来を期待されている。その他のカードは以下の通り。

◇ミニマム級8回戦
石井武志(大橋=日本同級13位)×ナチャポン・ウイチャイタ(タイ)

◇バンタム級8回戦
田中湧也(大橋)×小川寛樹(帝拳)

◇S・バンタム級6回戦
山崎裕生(大橋)×オアティポン・チャンカム(タイ)

◇ミドル級4回戦(東日本新人王戦)
ケニアンサムライ(大橋)×内田光樹(花形)

◇フライ級4回戦
水口滉太郎(大橋)×高橋昭麿(ARITOMI)

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