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ロメロがバロッソに幸運なストップ勝ち 逆転でWBA・S・ライト級王座獲得

2023年5月14日 18時34分

 ラスベガスのザ・コスモポリタンで13日(日本時間14日)行われたWBA・S・ライト級王座決定戦は、同級5位ローランド・ロメロ(米)が1位イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)に9回2分41秒TKO勝ち。薬物問題で休養王者にシフトされた前王者アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)のベルトを受け継いだ。

ロメロ(左)は消極的なボクシングながら逆転勝ち

 ストップをめぐり、大きな論議を巻き起こした。3回、サウスポーのバロッソの左強打を食らったロメロが背中からダウン。ラウンドの残り時間が少なく、ロメロは救われる。4回、ロメロは攻勢に転じるが5回、前進するベネズエラ人に後退を強いられる。8回までのスコアは76-75、77-74、78-73の3-0でバロッソがリードしていた。

 9回、ロメロの左右でバロッソがダウン。最後はすくい投げのような体勢だったが、カウントが入る。そしてラウンド終盤、ロメロが攻め込むと突然、トニー・ウィークス主審がストップをかけ終了。会場はブーイングに包まれた。

 元WBAライト級暫定王者のロメロは15勝13KO1敗。先月ジェルボンテ・デービス(米)に敗れたライアン・ガルシア(米)との一戦を希望した。40歳のベテランで同じく元WBAライト級暫定王者のバロッソは24勝22KO4敗2分。Photos from Esther Lin/SHOWTIME

 

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