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王者ヘイニーがロマチェンコ突き飛ばす ライト級4団体統一戦は計量でエキサイト

2023年5月20日 11時17分

 明日20日(日本時間21日)ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催される注目のライト級4団体統一タイトルマッチの計量が19日、同アリーナで一般公開された。WBC&WBAスーパー&IBF&WBO統一ライト級王者デビン・ヘイニー(米)は134.9ポンド(61.19キロ)、挑戦者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)はリミットの135ポンド(61.23キロ)を計測しクリアした。

「彼はナーバスになっている」とロマチェンコ

 計量後のフェイスオフで何か語りかけたヘイニー(29勝15KO無敗=24)は、いきなりロマチェンコの胸を突き飛ばし、騒然となった。そのままステージを降りたヘイニーは「長い間のウップンが詰まっていた。これはスモールマン(ロマチェンコ)とのファイトのスタートに過ぎない。自分がストロングであることをリングで披露する。これは長い間待ち望んだドリームマッチ。自分がいかにグレートであるかを披露する。そしてパウンド・フォー・パウンドでも上位であることをアピールする」と言い残した。

 ロマチェンコ(17勝11KO2敗=35)は「(突き飛ばされて)彼のパワーはたいしたことないとわかった。彼はナーバスになっている。(会見で)彼は私をダーティーな選手と言ったけど、これは彼に当てはまる言葉だ」と発言。

 そしてインタビュアーから「ヘイニーは、テオフィモ・ロペスと同じく若くてサイズで勝る選手だが……」と聞かれると「2人はスタイルが違う」と返答。昨年、ヘイニーが4団体統一王座に就いた相手ジョージ・カンボソス(豪州)に挑戦する予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻で母国の領土防衛隊に加入したロマチェンコは見送った経緯がある。

 オッズはおよそ2-1でヘイニー有利と出ている。

 セミ格では元フェザー級&S・フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)がアダム・ロペス(米)を相手にシャクール・スティーブンソン戦からの再起戦。バルデス、ロペスとも132.1ポンド(59.92キロ)をマーク。両者は19年11月に対戦しダウン応酬の末、バルデスが7回TKO勝ちしている。Photos by SUMIO YAMADA

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