March
28
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

13°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > ライト級で世界に迫った中谷正義が引退 東洋太平洋王座V11 ロペス&ロマチェンコと対戦

ライト級で世界に迫った中谷正義が引退 東洋太平洋王座V11 ロペス&ロマチェンコと対戦

2023年5月29日 22時20分

 日本のライト級を牽引した元東洋太平洋王者の中谷正義(34歳=帝拳、写真)が29日、自信のSNSで引退を表明。ファンに感謝のメッセージを送った。

 中谷は大阪・興國高で同期でのちに世界4階級制覇する井岡一翔(志成)らと活躍し、全国大会団体優勝に貢献。近大をへて2011年にプロデビューした。182センチの長身を武器に白星を重ね、14年1月に加藤善孝を下して東洋太平洋ライト級王者となった。

 同王座を11度防衛した後の19年7月、アメリカでのちの統一王者テオフィモ・ロペス(米)とIBF挑戦者決定戦を争い判定負け。帝拳ジムに移籍して20年にラスベガスでフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に勝利して、21年6月の元3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と対戦するチャンスをつかんだ(結果は9回TKO負け)。

 昨年11月、WBOアジアパシフィック王者の吉野修一郎(三迫)に挑戦して6回TKO負け。国内で初めて敗れた試合がラストファイトとなった。生涯戦績は23戦20勝14KO3敗。

Related article
関連記事