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久保隼5連勝、日本フィリピン対決1勝3敗 8.22神戸

2014年8月23日 1時52分

 真正プロモーション主催の「REAL SPRITS vol38」は22日、神戸市中央区の神戸市中央体育館でフィリピン選手との8回戦4試合など6試合が行われた。メインは東洋太平洋S・バンタム級9位の久保隼(真正)が4回2分37秒TKO勝ち。久保はデビュー以来5戦とも外国人選手相手に5勝(4KO)とした。

久保隼デビュー5連勝(ボクシングニュース)
初メインイベンターの期待に応えた久保(右)

◇S・バンタム級8回戦
久保隼(真正)[KO4回2分37秒]レンレン・パセグナヒン(比)
 サウスポーの久保は長いリーチを生かして、右ジャブを多用、パセグナヒンの接近を阻む作戦。じっくり相手の出方をうかがって、パセグナヒンの飛び込んでの右パンチをすべて空を切らせた。1、2ラウンドともそれほどパンチを出さず、相手をあしらう余裕も。4回、前に出て、左ストレートを一閃、パセグナヒンの顔面をもろにとらえ、ガクッとひざを折ったところを連打、ロープに倒れこんだパセグナヒンはうつろで、主審が試合を止めた。5戦目でメインイベンターを任された久保だが、落ち着いてセコンドの指示通り動き、完勝だった。

◇51.5キロ契約8回戦
レノエル・パエル(比)[3-0(78-73×3)]与那覇勇気(真正)
 1回、与那覇が右ボディーフックでいきなりダウンを奪う緊迫した滑り出し。しかし、パエルはダメージを振りほどいて反撃。ショートの連打で、与那覇のフィニッシュパンチを許さなかった。2回からはパエルのラッシュが続き、与那覇はガードするのが精いっぱい。終始、パエルが攻め込み、与那覇は一発を狙って反撃するものの不発に終わった。パエルのスタミナの勝利。与那覇は5戦3勝(3KO)2敗。

福岡(右)は後半の追い上げ及ばす惜敗

◇フェザー級8回戦
ジュンリエル・ラモナル(比)[2-1(77-76、78-76、76-77)]福岡孝太(明石)
 開始から激しい打ち合い。OPBF・S・バンタム級12位ラモナルの連打が有効で、ポイントを奪った。サウスポーの元OPBFランカー福岡は右ジャブを突いて、左ストレート、右フックのコンビネーションを狙うも、ラモナルのフットワークは軽快で、なかなかペースをつかみ切れない展開に。5回からようやく福岡の連打がヒットして追い詰める形に持ち込み、後半は福岡が主導権を握った試合だったが、パンチの強弱を欠いたのが痛く、ラモナルの右手が上がった。

◇ミニマム級8回戦
ロケ・ラウロ(比)[2-1(77-75、77-76、75-78)]山中竜也(真正)
 OPBFミニマム級3位のラウロは一発に力を込めて山中を追う。山中は下がりながら、ジャブを突いて対抗するも、ラウロに押され気味。ラウロは空振りが目立つものの、攻勢を続ける。山中はガードを固める余り、手数が少なく、ポイントを重ねることができなかった。ラウロの闘志が山中を上回った。

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