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斉藤司に初黒星 村中はランカーに勝つ 

2010年10月12日 0時44分

 11日後楽園ホールの東洋太平洋L・ヘビー級王座決定戦の前に行われた4つの8回戦の結果は次の通り。斉藤司に初黒星、日本ランカーの板垣が敗れている。
 セミのフライ級は、7月に再起した村中優(フラッシュ赤羽)が日本同級8位板垣幸司(広島三栄)に大差の3-0判定勝ちでランク入りを確実にした。初回左フックをカウンターして倒しかけ、その後も板垣に打ち勝った。村中は13勝4KO2敗1分。=写真は最終8ラウンド、板垣に右ストレートを打ち込む村中=
 S・フェザー級8回戦では、日本フェザー級5位凉野康太(五代)が石川昇吾(新日本木村)に7回負傷判定勝ち。日本フェザー級10位のベテラン、澤永真佐樹(赤城)は、横山大輔(ワールド・スポーツ)に0-2の判定負け。08年度の全日本フェザー級新人王でMVPも獲得した斉藤司(三谷)が木村毅(緑)に6回負傷判定負けで初黒星を喫した。相手のカットによるストップは不運とはいえ、試合が止まるまでポイントを取られていた。斉藤のデビュー以来の連勝記録は13戦目にストップ。これはこの日一番の番狂わせだった。

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