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旭道山の甥と元ミス美女ボクサーがテスト受験

2015年7月15日 17時07分

波田大和
 大相撲の元小結で衆議院議員も務めた旭道山の甥、波田大和が帝拳ジムからプロデビューすることになり、15日に後楽園ホールでC級プロテストを受験した。

 波田は旭道山を叔父に持ち、その弟である父の木村寿之介さんが行司という相撲一家に育った。幼いころは父から相撲の道を勧められたそうだが「自分は細くて体格的に厳しい」と、ボクシングを選択。埼玉県の名門、花咲徳栄高の門を叩き、3年生のときにライト級でインターハイ、国体ともに準優勝。アマで48戦39勝9敗という戦績を収めた。

 卒業後は両親の反対を押し切ってプロ入りを決意。現在は宅配すし店でアルバイトをしながら練習に励んでいる。「左ストレートに自信がある」というサウスポーは「あこがれの山中さんのような選手になりたい」。“神の左”の異名を持つ世界王者が目標だ。

後藤あゆみ
 同じくこの日プロテストを受験したのが異色の経歴を持つ後藤あゆみだ。栃木・宇都宮中央女子高時代にバスケットボールで全国大会に出場。175センチの長身を生かして法政大でもバスケを続けた。

 卒業後は住宅リフォーム会社に勤務する傍ら、活躍の場を次第に広げた。モデル業をしたり、ミキプルーンのCMに脇役ながら出演して俳優の中井貴一と共演したり、2011年にはミス府中にも選ばれた。社長の勧めもあってボクシングを始めたのが3年ほど前。アマの全日本選手権で3位に入り、来年のリオデジャネイロ五輪を目指していたが、試合機会が少ないことなどから、ワタナベジムからのプロ転向を決意した。

 担当の石原雄太トレーナーによると「とにかくパンチはめちゃくちゃある」とのこと。今後の目標を「1試合でも多くいい試合がしたい」と語った後藤は「高野さん? やってくれるのであればやりたいです!」と元祖モデルボクサー高野人母美(協栄)の名前を耳にして目を光らせた。

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