2016年4月25日月曜日

WBAはジェイコブス戦を要望へ、ゴロフキンの次戦

 挑戦者ドミニク・ウェイド(米)を2回KOで片づけたWBA世界ミドル級“スーパー”&IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真左)はもうひとつのベルト、WBC同級暫定王座も防衛した。WBC“正規”王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とのトップ対決が待望されるゴロフキンは「5月7日、だれが勝とうが関係ない。カネロよ、私と対戦したくなければ私にベルトを預けよ」とアミール・カーン(英)戦を控えるメキシカンを挑発した。

 一方、試合を観戦したヒルベルト・メンドサJr会長は本サイトの質問に対し、ゴロフキンのパフォーマンスを「規格外の選手」と評価。同時にマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)に完勝したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を「ゴロフキンはパワーが印象的だったが、ゴンサレスはいろいろな分野で規格外だった」と判定決着になったものの、ニカラグア人により高い賛辞を与えた。

 メンドサ会長はWBCがカネロvsゴロフキン戦をオーダーしていることに関して「マウリシオ・スライマン(WBC会長)の書いた政策シナリオに振り回されている。WBAとしてはゴロフキンにレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(米=写真右)と対戦してもらいたい。我々のポリシーはチャンピオンは1人。WBCと問題を引き起こしたくないから慎重に対処したい。ジェイコブスでもカネロでもいい試合になればどちらでもいい。でもWBAは筋道を立て、3、4ヵ月以内にゴロフキンvsジェイコブス戦を締結するようオーダーするつもりだ」と語った。

 ジェコブス(31勝28KO1敗)はアル・ヘイモン氏率いるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の主力選手。果たしてゴロフキンのK2プロモーションズと交渉がまとまるか定かではないが、今回の相手ウェイドはPBC傘下の選手。今後どんな展開が待っているか興味深い。(三浦勝夫)