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ロマゴンまさかの敗戦、井上尚弥もショック

2017年3月19日 15時15分

  WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が19日、WOWOW辰巳放送センターでメディアの取材に応じ、ターゲットにしているローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がシーサケット・ソールンビサイ(タイ)に敗れ、WBC世界S・フライ級王座から陥落した試合について「言葉が出ない」とショックを露にした。

「ローマンが負けて尚弥のテンションが一気に落ちた」と村田

 井上はこの日、村田諒太(帝拳)とともにゴンサレスとゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が出場したニューヨークの試合のゲスト解説を務め、ゴンサレス陥落を目の当たりにした。

 パウンド・フォー・パウンドの1位にランクされ、同じクラスの対抗王者でもあるロマゴンとの対戦は、本人もファンも楽しみにしていたところ。井上は「(大橋秀行)会長から今年の年末にあるかもしれないと聞いていたのでショックですね」とがっかりした様子で語った。

 試合の内容については「1ラウンド目のダウン、(3ラウンドに喫した)カットは不運だった」としながら「(S・フライ級にクラスを上げて)相手の耐久力もあって、ゴンサレスパンチがミニマム、L・フライ、フライのときは押し切れた場面で押し切れなかった印象がある」と分析した。

 村田はゴロフキン戦についてコメント。「実際に生で見ないと効果的なパンチかどうかわからない」としながら、手元の採点はダニエル・ジェイコブス(米)の小差勝利だったと明かした。

 試合の感想は「ジェイコブスはゴロフキンが入ってくるところにうまく合わせて、ゴロフキンに(強いパンチを打つ)形を作らせないようにしていた」とジェイコブスの戦い方に感心した様子だった。試合の模様は20日午後9時からWOWOWライブで再放送される。

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