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ウシクがWBO&WBC王座統一 WBSS決勝進出

2018年1月29日 9時34分

 ラトビアのリガで27日(日本時間28日)行われたクルーザー級のWBO・WBC統一タイトルマッチは、WBO王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBC王者マイリス・ブリーディス(ラトビア)に2-0判定勝ち。2冠を統一するとともに賞金トーナメント「WBSS」(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)決勝に進出した。

 ウラジミール・クリチコ、ワシル・ロマチェンコというウクライナの新旧王者がリングサイドで観戦する中、スキルで勝るウシクが悠々ポイントアウトしたかに見えたが、公式スコアは意外に拮抗していた。

 サウスポーのウシクが右ジャブを丹念に突いて左強打を上下に浴びせる展開で進行。コンビネーションもヒットするウクライナ人のリードは動かないように思えた。

 その後も随所にうまさを発揮するウシクが優位に立つ。7回には左右で攻め込み、ブリーディスを後退させる。9回、地元観衆の声援を背にWBC王者が奮起。右を武器に反撃。続く10回にもワンツーなどを決めたブリーディスは最終回にも食い下がったが、ウシクはトラブルに陥ることなく乗り切った。

 スコアは一人が114-114のドローと採点。他の2者が115-113×2でウシクの手が上がった。ウシクは来週2月3日ロシアのソチで予定されるIBF王者ムラト・ガシエフ(ロシア)とWBA王者ユニエル・ドルティコス(キューバ)の勝者と決勝で対戦する。

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