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田中恒がデビュー、世界ランカーに判定勝利

2013年11月10日 20時10分

 高校4冠の注目ルーキー田中恒成(畑中)が10日、愛知県の名古屋国際展示場でデビュー戦に挑み、WBOミニマム級6位のオスカー・レクナファ(インドネシア)に大差判定勝ちを収めた。メインのWBCユース・バンタム級タイトルマッチは、日本バンタム級8位にランクされる無敗のチャンピオン田中裕士(畑中)がノラシン・パタナカーンジム(タイ)を1回1分30秒KOで下し、7月に奪ったタイトルの初防衛に成功した。

田中裕士(ボクシングニュース)
田中裕はわずか90秒で試合を終わらせた

◇WBCユース・バンタム級タイトルマッチ10回戦
 突然の幕切れだった。様子見と思われた初回序盤、田中の左がノラシンのボディを捕らえると、タイ人はは腹を抱えてダウン。そのままテンカウントが数え上げられた。無敗の田中はこれで11勝7KO3分。

田中恒成(ボクシングニュース)
田中恒(左)はデビュー戦で世界ランカーを撃破

◇48.5kg契約6回戦
田中恒成(畑中)[3-0(60-53、60-54、59-55)]オスカー・レクナファ(インドネシア)
 鮮烈の幕開けだった。開始1分過ぎ、田中がレクナファに、左2発から右ストレートのコンビネーションでいきなりのダウンを奪う。その後も圧力をかけながらビックパンチを振るうレクナファに対し、素早いステップからスピードに乗ったジャブ、右ストレートで圧倒した。

林翔太(ボクシングニュース)
5回に逆転のダウンを奪う林(右)

◇フェザー級8回戦
林翔太(畑中)[5回2分11秒TKO]荒井遼晴(角海老宝石)
日本ランカー対決は、決着のその時まで、フェザー級14位の荒井が優勢。軽いながらも様々な角度からパンチを当て続け、S・バンタム級9位の林にレッスンを施しているようだった。しかし5回1分30秒過ぎ、荒井の左に林の右オーバークロスが決まりダウンを奪うと、再開後のラッシュでレフェリーが割って入った。

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