奈良・王寺工高で高見公明監督を送る感謝の会 村田諒太、名城信男、寺地拳四朗ら教え子出席

1984年のロサンゼルス五輪にバンタム級で出場、奈良県立王寺工高、奈良工高(現朱雀高)のボクシング指導者として第一線に立ち続けた王寺工高の高見公明監督(64)が3月いっぱいで退職することになり、15日、同校ボクシング場でロンドン五輪ミドル級金メダリスト、プロの世界王者になった村田諒太さん、世界王者になった名城信男・近畿大学ボクシング部監督、3階級世界王者を目指す寺地拳四朗(BMB)らOB、現役100人が集まり、「高見公明先生感謝の会」を開いた。

アマプロの新旧著名選手らとともに高見氏(左から5人目)

高見さんは浪商高(現大体大浪商)でボクシングを始め、樋山茂監督(元芦屋大監督)の指導で成長。インターハイを2連覇して大体大でも活躍、全日本選手権バンタム級を制覇した。大学卒業後の23歳で王寺工高の保健体育教師になり、五輪出場後の91年に王寺工高ボクシング部を設立した。奈良工高に転勤してもボクシングを指導、これまで村田氏、名城氏、寺地、西田凌佑(六島)ら4人のプロ世界王者を育てた。またリオ五輪に森坂嵐氏を送り出した。

感謝の会は2部構成。西田元王者は近畿大学の同級生の結婚式が重なり参加できなかったが、午前9時からは寺地、今永虎雅(大橋)、荒本一成(帝拳)、吉良大弥(志成)らOBのプロ選手が現役部員のミットを受けるなどみっちり練習を指導した。

午後からの感謝の会では、中学時代に奈良工高で高見監督の指導を受けた村田さんをはじめ、名城さん、寺地元王者らプロ選手がスピーチ。「とにかくいつも走らされた。苦しかったが、それがボクシングに役立ちました」と異口同音に高見監督の「走れ走れ指導」を振り返った。また、80年代から各年代のOBがそれぞれボクシング部での思い出を述べ、ユーモアを交えて高見監督の人となりを表現した。

OB、現役に送られた高見監督は4月から芦屋学園のヘッドコーチになり、恩師の樋山監督とともに中学、高校、大学のボクシング部を指導する。「関西のボクシングをこれからも強くしていきたい」と抱負を語った。

100人が集まった

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