6日に愛知県国際展示場(常滑市)で行われる「3150FIGHT 10」の前日計量が5日会場内であり、メインのIBF世界フライ級タイトル戦に出場するチャンピオン、矢吹正道(緑)は50・7キロ、挑戦者のレネ・カリスト(メキシコ)は50・5キロといずれも一発でリミット以下を計測しパスした。

計量に合格した王者矢吹㊧とカリスト
これが2度目の防衛戦となるチャンピオン矢吹は「防衛するつもりはない。判定で勝つつもりで、KOで勝てればいいと毎回思っている。判定で完勝するつもりで戦う」といつものように挑戦者の気持ちで戦い、判定でもKOでも勝つと断言した。
挑戦者カリストは「判定で勝つつもり。どこかのタイミングでKOできたらいいね」と同じような抱負を口にした。亀田和毅と親しいカリストは「トモキからアドバイスをもらっている」と不気味な発言も。
興行的トラブルから一時試合が中止になるのではという観測もあったが、ABEMAが亀田興毅プロモーターに助け船を出して急きょ中継することになり、「ABEMAさんがついてくれたおかげで、全国のファンが観れるようになってラッキー」と矢吹も歓迎の意を示した。

ガルシア㊧とマロニーの世界戦も行われる
もうひとつの世界タイトル戦(IBF・S・フライ級)も、王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)51・9キロ、挑戦者アンドリュー・マロニー(豪州)52キロとリミット内でパス。

体重をつくれなかったネリ
しかし他のカードでは最初の計量で3選手がオーバーする大波乱となった。ケネス・ラバー(比国)ら2選手は再計量で無事パスしたものの、セミでジョンリエル・カシメロ(比国)と対戦する“悪童”ルイス・ネリ(メキシコ)はまたしても本領発揮(!?)。最初の計量で契約体重を約1・5キロもオーバーし、2時間以内と決められた再計量でも、わずか100グラムほど落ちただけだった。
当然計量は失格したものの、元々無冠戦である上、相手のカシメロ側も了承しているため、試合は予定通り行われる。ただし、規則により6日朝8時の当日計量で契約体重(124ポンド)を10ポンド以上上回った場合は試合は行われない。


