寺地拳四朗の世界王者復活祝し300人が集う

WBO世界S・フライ級新王者の寺地拳四朗〈34=BMB)の王座返り咲きと日本男子8人目の3階級制覇を記念する祝勝会が18日、京都市下京区のホテルグランヴィア京都で開かれた。約300人の後援会員を前に寺地は「チャンピオンになる自信はあった。まだまだ頑張って活躍していきたい」と飛躍を誓った。

安道後援会長と寺地㊨

祝勝会は宮川町の芸妓3人による「寿三社」の舞で始まり、寺地は拳四朗後援会の安道光二会長から祝いの言葉に続き、祝勝金が贈られた。また芸妓さんから花束を贈呈された。西脇隆俊・京都府知事、村田正明・城陽市長、松村淳子・宇治市長がそれぞれ郷土のヒーローの復活を祝した。

寺地は7月20日に同級王座決定戦(東京・両国国技館)で4位のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に鋭いジャブを繰り出してペースをつかみ、2度のダウンを奪い3-0の判定勝ち。1年ぶりに世界王座に返り咲きを果たし、L・フライ、フライ級に続く3階級制覇を達成した。

フライ級統一王者だった昨年7月にリカルド・サンドバル(米国)に1-2判定で敗れ、王座から陥落。再起を目指し、階級を上げて挑戦予定だった同12月のIBF世界S・フライ級タイトルマッチが前日計量を終えた後、王者が体調不良を訴え、中止になるなど苦しい時期を過ごした。

寺地は「負けてからの(次の)試合がキャンセルと、すごくつらいことがあったが、チャンピオンに返り咲くという目標で頑張ってきた。我慢して練習に耐えて本当に良かったなと思っていますし、みなさんに喜んでいただけるのがうれしいです」とあいさつ。 また、次戦は未定だが、「年内にやりたい」と決意を示し、日本人初の3階級での王座統一の意欲をみせた。

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