May
20
Monday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

22°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > recommend > 東洋大が11-0で同志社大を圧倒 2年連続3度目の大学日本一

東洋大が11-0で同志社大を圧倒 2年連続3度目の大学日本一

2023年8月26日 23時31分

 第77回全日本大学ボクシング王座決定戦は26日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)で開かれ、関東大学リーグ2年連続優勝の東洋大が関西学生リーグ14年ぶり2度目の優勝の同志社大を11-0で下して、2年連続3度目の王座を獲得した。

優勝を喜ぶ東洋大

 メンバーが充実した東洋大の強さばかりが目立った。先陣争いのミニマム級は東洋大2年の古藤昇大が同志社大1年の定廣征季の挑戦を受ける形に。昨年の高校王者の定廣がジャブを突いて前に出ようとするも、古藤は右を打ち込んで定廣にリズムをつかませない作戦で、終始手数を出して5-0の判定勝ち。

東洋大・古藤は攻めに徹して先陣を切った

 絶好のスタートを切った東洋大はフライ級・好浦郷介、バンタム級の主将、田中将吾、フェザー級・木村俊平、ライト級・堤麗斗と4連続RSC勝ちをマークして大きく引き離し、ライト級の大原寧王が同志社大の主将、山村剣晋の連打を封じて4-1の判定勝ち。ここで東洋大の連覇が決まった。

 L・ウェルター級の由良謙神、大園丈太郎も5-0の判定勝ちを飾り、ウェルター級の強打者、田中空が2回RSC勝ちをすると、L・ミドル級・堀池空希が3回RSC勝ち。同志社大は最後のミドル級・山岸晟也がなんとか完封負けを阻止しようとパンチを集めたが、黒部竜聖のパンチが正確にヒット、黒部が4-1でポイント勝ち、東洋大が完全勝利した。

東洋大主将・田中将吾は1回RSC勝ちでMVP獲得

 最優秀選手賞は田中将吾、技能賞は田中空、敢闘賞は堤麗斗と東洋大選手が選ばれた。

 大学王座連覇を果たした東洋大・三浦数馬監督は「同志社大とお互いいい試合ができた。一人ひとりが悔いを残さない自分のボクシングができた結果が全勝につながった」と話していた。

ミニマム級 古藤昇大(東洋大) 5-0 定廣征季(同志社大)
フライ級  好浦郷介(東洋大) RSC 1回 2分32 秒 坂本晏慈(同志社大)
バンタム級 田中将吾(東洋大) RSC 1回 1分24 秒 芥川心(同志社大)
フェザー級 木村俊平(東洋大) RSC 3回 1分33 秒  細川古了(同志社大)
ライト級  堤麗斗(東洋大) RSC 2回1分14 秒  山口優真(同志社大)
ライト級 大原寧王(東洋大) 4-1 山村剣晋(同志社大)
L・ウェルター級 由良謙神(東洋大) 5-0 森島 広輝(同志社大)
L・ウェルター級 大園丈太郎(東洋大) 5-0 森 友宏(同志社大)
ウェルター級  田中空(東洋大) RSC 2回2分23秒 四宮幸太(同志社大)
L・ミドル級  堀池空希(東洋大)RSC 3回2分34秒 和田 岳大(同志社大)
ミドル級  黒部竜聖(東洋大) 4-1 山岸晟也(同志社大)

Related article
関連記事