30日、後楽園ホール「フェニックスバトル103」のタイトルマッチの前にS･バンタム級2団体統一王者、井上尚弥（大橋）のベルト贈呈式が行われた。井上は7月25日、WBC&WBO王者スティーブン・フルトン（米）を下して4階級制覇を達成した。

　井上は「先月の7月25日、応援ありがとうございました。気づけば4階級目となり、また2団体を取ることができ、非常に充実しすぎてるようなペースでベルトを獲得できていると思います。今後は交渉中ではありますが、2団体王者のタパレスとの試合に向けてがんばっていきますので期待していただけたらうれしいです」とあいさつした。

　あいさつのあと、WBCから特別ベルトを贈られた父の井上真吾トレーナーとともにフォトセッションが行われた。

　井上はこれまでにWBA1本（バンタム級）、WBC3本（L･フライ級、バンタム級、S･バンタム級）、IBF1本（バンタム級）、WBO3本（S･フライ級、バンタム級、S･バンタム級）のベルトを獲得している。