29日夜、後楽園ホールの「ホープフルファイト45」メインは73kg契約6回戦。47歳の斉藤幸伸丸(川崎新田)が5年ぶりにカムバック。結果は大島光容(尼崎亀谷)と1-1の引き分けだった。スコアは58-56、56-58、57-57。

大島を攻める47歳斉藤㊨
斉藤は大島の打ち終わりに懐に飛び込んで左フックを好打。大島のジャブをもらう場面もあったが、相手の隙を突いてはパンチをまとめ、巧妙にポイントを集めた。最終回は大島もコンビネーションを放って出たものの、幸伸丸がさらに多くの手数でこれを抑え込んでゴールイン。
試合後、異例の出来事が起きた。当初スコアは58-56が2者に57-57の2-0で斉藤の勝ちが告げられたが、リングインタビュー中に読み間違えと判明し、あらためて採点の結果は引き分けだったと訂正されたもの。大島もすでにリングを降りてしまっており、リングアナウンサーが丁重に謝罪していた。
喜び一転……という斉藤だったが、久々の試合でデキ自体には満足のいっている様子で、「今日が最後になるかもしれないが、心の中ではまだやるつもり」とファンに現役続行の意欲をアピールしていた。斉藤の戦績は24勝13KO11敗3分。かつてはタイトルに7度も挑戦した元日本ランカーだ。大島は6勝3KO8敗2分。
■遠藤龍匠がM.Tジム移籍初戦でKO勝ち
セミのフライ級6回戦は、遠藤龍匠(M.T)がアルキザ・ケネス(比)に2回3分7秒KO勝ちでジム移籍初戦を飾った。今年1月に末國龍汰(ライオンズ)にTKO負けしたものの好勝負を演じたサウスポーのケネスに対し、開始から強気な攻め。上下への鋭い攻撃を続け、バネのあるケネスの強打を防いだ。ケネスもフック、アッパーを振って対抗するが、2回終了間際に遠藤の右ボディーをカウンターでくらって悶絶。そのまま10カウントを聞いた。
遠藤は5勝4KO3敗。これが川崎新田ジムから移籍して1年半ぶりのリングだった。階級も2つ上げて「本来の実力が出せる」と話していた。ケネスは4勝2KO3敗1分。

元日本ユース・ミニマム級王者の伊佐春輔(右から2人目)の引退式も行われた
◇S・バンタム級4回戦
内藤大起(川崎新田)[判定2-0]木下敢太(マイティナックル)
◇56.5㎏契約4回戦
鈴木健介(川崎新田)[引き分け]新田正旭(FLARE山上)
◇フェザー級4回戦
兼田一樹(DANGAN越谷)[TKO2回14秒]前田真人(渡嘉敷)
◇S・ライト級4回戦
水谷トシゾウ(FLARE山上)[判定2-0]笹部哉努(川崎新田)
◇東日本新人王ライト級予選4回戦
地家直弥(ワタナベ)[TKO1回1分10秒]中野卓(スターロード)
◇東日本新人王S・バンタム級予選4回戦
赤城凱(RE:BOOT)[判定2-0]スレスタ・ニクソン(輪島功一スポーツ)
◇東日本新人王S・バンタム級予選4回戦
小西健次郎(T&T)[TKO2回2分22秒]高野翔太郎(川崎新田)
◇東日本新人王バンタム級予選4回戦
村山宗太郎(RK蒲田)[判定3-0]鶴田朋大(RE:BOOT)


