WBO-AP王者スマボンがOPBFシルバー王座もゲット 比国ボホールの興行

現地時間11日、フィリピンのボホール島タグビララン市にあるホーリー・ネーム・ユニバーシティにて、PMIボホール・ボクシング・プロモーション主催興行が行われ、メインイベントはWBOアジアパシフィックとOPBF東洋太平洋シルバーのミニマム級王座統一戦。WBOアジアパシフィック・チャンピオンのジョセフ・スマボン(フィリピン/104.7ポンド)がOPBFシルバー王者のジェン・チョウ(台湾/104.8ポンド)に10回判定勝ちし、二冠王者となった。スコアは99-90、97-92、98-91の3-0。

サウスポーのスマボンに対し上背で勝るジェンは序盤、柔軟な体を活かしてのらりくらりと攻める。しかし3ラウンドにスマボンの左ボディーが入り、ジェンがスマボンの腕にしがみつくように崩れ落ちるとレフェリーはダウンと裁定した。再開に応じたジェンだが、スマボンの攻勢の前にバランスを崩す場面が目立つと同時に揉み合いで自ら膝を着くなど、見栄えのよくないスリップが増えていった。

終盤はつられるようにスマボンもやや雑な試合運びとなり、自ら体を預けに行く場面が増えて大味な展開となったが、有効打数では常にスマボンが優勢のまま最終回を迎え、この回も左ストレートをヒットしたスマボンが追いこんだところで試合終了。24歳のスマボンは11勝5KO1敗。昨年10月に北野武郎(大橋)に勝って手にした王座の初防衛に成功した。敗れた21歳のチョウは9勝8KO1敗1分。

■9月、スガノブーノンティンガでIBF挑戦者決定戦

メインイベント前には同プロモーションの期待が集まるIBF世界ライトフライ級3位、レジー・スガノブ(フィリピン/18勝7KO1敗)がリングに上がり、次戦を9月12日にボホールでIBF同級挑戦者決定戦としてシベナティ・ノンティンガ(南アフリカ/14勝11KO2敗)と行うことを発表した。両者は23年7月に対戦しており、ノンティンガが保持していたIBF王座にスガノブが挑戦、結果は12回判定でノンティンガが勝利している。スガノブは会場の観客へ雪辱の決意を示し、歓声を浴びた。

セミファイナルのライトフライ級10回戦はチャンピオンのシェーン・ジェンタラン(フィリピン/108.2ポンド)がソウ・ショウコウ(中国/106.5ポンド)に10回3-0判定勝利(96-94×2、97-93)。

サウスポーのジェンタランがスタートから有効打数で勝り、流れを引き寄せるが、ソウも右ストレートを軸に対抗。中盤に入るとペースはジェンタランが掌握したがソウも勝負を捨てない。時折反撃を見せ、6ラウンド終盤には連打を返す。

最終回は互いに疲労の色を見せて揉み合いの多いなか、懸命に手を出し合ってゴングを聞いている。WBCミニマム級14位、IBFではライトフライ級10位の28歳、ジェンタランは15勝7KO1敗。26歳のソウは6勝1KO4敗、来日戦績は1戦1敗。

フライ級10回戦はIBF15位のレオナルド・ポレス三世(フィリピン/112.2ポンド)がレノエル・パエル(フィリピン/112.6ポンド)に10回3-0判定勝利(99-91×2、100-90)。終始、サウスポーのポレスがパエルをロープ際に押し込みながら試合を優勢に進めるものの、ディフェンシブなパエルからダウンを奪うまでに至らず。盛り上がりに欠けるフルラウンドだった。22歳のポレス三世は11戦全勝7KO。35歳のパエルは24勝12KO18敗2分(来日戦績は1勝4敗)ながら、未だにキャリアでKO負けはない。

ライトフライ級10回戦。IBFミニマム級6位のクリスチャン・バルナン(フィリピン/106.9ポンド)がアルビン・ジョン・サンパガ(フィリピン/110.2ポンド)に4ラウンド2分53秒KO勝ちした。最後は左ボディーで10カウントを聞かせた24歳のバルナンは14勝9KO1敗。28歳のサンパガは8勝3KO6敗1分。

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