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ピカソが南ア人に快勝 WBC・S・バンタム級挑戦者決定戦 ネリと最終挑戦者決めの可能性も

2023年7月16日 17時03分

 メキシコシティで15日(日本時間16日)行われたWBC・S・バンタム級シルバー王座兼同級挑戦者決定戦は、同級3位アラン・ダビ・ピカソ(メキシコ)がサベロ・ンゲビンヤナ(南アフリカ)に6回1分24秒TKO勝ち。ベルトを獲得するとともに世界挑戦に前進した。

世界挑戦に一歩前進したピカソ(左)

 会場はピカソをサポートする観衆の合唱と鳴り物入りの応援で世界戦並みの雰囲気。初回はサウスポーのンゲビンヤナ(30歳)が手数を出して好スタートを切る。しかし2回からメキシカンの十八番、左フックのボディー打ちを武器にピカソが優勢。ピカソが繰り出すノンストップ連打に南アフリカ人はラウンドを重ねるごとに追い込まれる。

 たっぷり相手を弱らせたピカソは6回にスパート。ロープを背負ったンゲビンヤナにコーナーからタオルが投げ込まれた。学士ボクサーとしてメキシコでは人気と知名度を誇るピカソ(22)は25勝14KO1分無敗。南アS・バンタム級2位とアナウンスされたンゲビンヤナは15勝11KO7敗1分。

 WBCのS・バンタム級は、王者がスティーブン・フルトン(米=WBOとの統一王者)、1位井上尚弥(大橋)、2位ルイス・ネリ(メキシコ)、3位ピカソという順。ネリが2月、先に挑戦者決定戦を勝ち抜いており、ピカソと“最終”挑戦者決定戦という展開もあり得る。

 セミでは同じくサンフェル・ボクシングにプロモートされる長身フェザー級、ラファエル・エスピノサ(メキシコ)がアリー・ウェランジ(タンザニア)に2回KO勝ち。エスピノサ(29)は21勝18KO無敗。ウェランジ(30)は12勝8KO7敗。 Photo by Zanfer Boxing

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