世界3階級制覇目指す京口紘人あす出陣 フィリピン1位選手に「KO勝ちがテーマ」
2023年9月21日 16時14分
2023年9月21日 15時46分
10月12日、東京・有明アリーナのTBプロモーション(伊藤雅雪代表)第4弾興行で、元3階級制覇王者のジョンリエル・カシメロ(比)と対戦する元IBF世界S・バンタム級王者小國以載(角海老宝石)が、対決の日に向けて調整を続けている。カシメロ-小國戦は当日のメインでS・バンタム級10回戦として行われる。
20日もバンタム級世界ランカーの比嘉大吾(志成)と6ラウンドのスパーリング。カシメロの野性的なスタイルに少しでもなじむ目的で今回は比嘉にメイン・パートナーを頼んでいる。最長8ラウンドのスパーリングを含め、この日で38ラウンド行った計算になる。
比嘉のワイルドなスイングや、スイッチしざまの出どころの読めないパワーパンチと対峙しつつ、小國から激しく手数でまとめていくシーンも。小國の左ジャブに比嘉の右クロスが被さることもあるが、致命的なタイミングではなく、ベテランの集中力を感じさせた。
疲労がたまる時期ながら、まずまずの動きに見えた。スパーリングの後もミット打ち、バッグ打ちに精力的に取り組み、その様子を眺めていた比嘉は小國の体力に感心していた。「スパーリング中も、こちらが休もうとしても(小國の手数で)ごまかせませんからね」と証言した。
先月の試合発表会見以降、スパーリング後には毎回のように比嘉のパンチの痕跡を顔に残していた小國だが、これも比嘉によると「外部(表面)はそうかもしれませんが、俺は内部に(小國のパンチの)ダメージを受けています」とのことである。
「立ち上がりからとくに集中しとかなあかんからね。失敗したら終わりですわ」と小國。減量も順調で残り2キロ程度。調子のほうは「中畑清ですわ」と言っていた。絶好調という意味だろう。
また当日のイベントがU-NEXTでライブ配信されることが明らかにされた。栗原慶太(一力)-フロイラン・サルダール(比)のOPBFバンタム級戦がセミ。ほかに井上岳志(ワールドS)のWBO-AP・S・ウェルター級防衛戦、藤田健児(帝拳)、石澤開(MT)、サウル・サンチェス(米=WBOバンタム級10位)出場のノンタイトル戦が行われる。
2024年10月4日 17時16分
2024年10月4日 1時43分
2024年10月3日 18時31分
2024年10月3日 11時09分
2024年10月3日 5時40分
2024年10月2日 21時21分