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難敵撃退に腕撫す王者・井上拓真 アンカハス戦展望 ビート11月号より

2023年10月16日 12時04分

 11月15日に東京・両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing」の第6弾もダブル世界戦。チャンピオン井上拓真(大橋)が元スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を迎えるWBAバンタム級戦と、ランキング1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑むWBAフライ級戦――2試合ともボクシングファンを唸らせるハイレベルな攻防が期待できる。まずは本誌展望記事でお楽しみいただこう。《文=本間暁/ボクシング・ビート11月号より》

 10月4日。試合をおよそひと月後に控えた井上拓真の表情は、すこぶる明るかった。それが、現状を物語る何よりの証拠である。

 「来週からスパーリングを始めます。(大橋秀行)会長がフィリピンから3人、パートナーを呼んでくれています。あとは国内のアマチュア選手ともやるんです」

 歯切れよく語るその声音を意訳すれば「腕試しをしたくてうずうずしている」だ。全身から滲み出る自信。それはリボリオ・ソリス(ベネズエラ)との王座決定戦前にも感じられたが、あの一戦を経て、よりいっそう色も深みも増した印象である。

 ようやく正規チャンピオンになれたというのがひとつ。ソリスという曲者を下したこともそうだろう。

 「でも、あの試合は30点です。倒せなかったというのもありますが、内容も単調でしたから。それに(映像で)見返したら、もっと攻められたところもあった。試合を終えた時点でも、まだやれたという感触はありました。あれでやり切った感があったら、これ以上強くはなれません」

 特に防御面が突出しており、非常にテクニカルな展開に終始した試合。これまで通り「巧さ」を存分に発揮し、玄人には評価の高いものとなったが、かねてから言われ、自身も課題としている「強さ」──こちらはハッキリ言ってアピール不足だった。ただし、確実に違うのは、外野の声や評価うんぬんを意識してのものでなく、その想いが拓真自身の内側から激しく流れ出していることだ。

 実戦練習と試合内容が合致しない。そういう選手は数限りなく存在する。拓真もそんなひとりである。だが、着実に近づいている「何か」を感じ、手応えを得ているのではないか。それが、先に記した「試したい」という好奇心に繋がっているように思えてならない。そして、やはり一番大きな刺激を与えているのが今度の相手となるジェルウィン・アンカハスなのだろう。..

 井上拓真が過去一番の難敵を迎える注目カード。プレビュー記事全文は発売中のボクシング・ビート11月号に掲載しています。
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