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コルディナ2-0判定で初防衛 挑戦者バスケス善戦及ばず IBF・S・フェザー級

2023年11月5日 10時01分

 モンテカルロで4日(日本時間5日)行われたもう一つの世界戦、メインで挙行されたIBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者ジョー・コルディナ(英=写真)が挑戦者9位エドワード・バスケス(米)に2-0判定勝ち。王座はく奪後に奪回したベルトの初防衛に成功した。

 序盤はコルディナが左右ボディー打ちを断続的に浴びせ、リードを印象づけた。バスケスは3回に右カウンターを決めて反撃の狼煙を上げる。その後コルディナは距離をキープしながら引き離しをかけるが、バスケスは前進しながらヒットを奪い、引く素振りを見せない。11回、粘り強くパンチを巧打した挑戦者に最終回、コルディナが左フックを決めて終了。

 スコアカードはジャッジ一人が114-114だったが、他の2人は116-112でコルディナの勝利。コルディナ(17勝9KO無敗)は尾川堅一(帝拳)に2回KO勝ちで獲得した王座を負傷によりはく奪されたが、シャフカッツ・ラヒモフ(タジギスタン)を下し奪回。2度目の王座でタイトルを初めて防衛した。

 敗れたバスケス15勝3KO2敗。「世界中が私が勝ったと思っている。彼はノーパワー」と王者に詰め寄り、判定に不満をぶちまけた。

 コルディナには先週防衛を果たしたWBC王者オシャキー・フォスター(米)との統一戦、元WBAフェザー級王者リー・ウッド(英)との英国対決などが期待されている。Photo by SUMIO YAMADA

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