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日本人初の世界王者 白井義男生誕100周年記念イベント開催 11.23生誕の地、東京都荒川区で

2023年11月6日 13時10分

 日本人初の世界チャンピオン、白井義男さんの生誕100周年を記念したイベントが今月23日、白井さんが生まれた東京都荒川区の荒川総合スポーツセンターで開催される。主催は日本ボクシングコミッション、荒川区が後援する。

白井義男のファイティングポーズ

 当日は9時から18時まで、同スポーツセンター1階イベントスペースに白井さんが現役時代に使用したガウン、トランクス、シューズ、グローブ、当時の試合や練習風景を撮影した写真パネル、ゆかりの物品を展示。テレビのない時代に撮影された貴重な試合の映像も放映する。参加者には今回のイベント用に作製された白井さんの特製シールが配布される。

 白井さんの妻、登志子さんは「主人が世界チャンピオンになったのは70年以上前の大昔のことなのに、今のこの時代に白井義男のことを思い出していただける記念イベントを開催していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。主人は生まれ育った荒川区にとても愛着を持っており、もう1度行ってみたいという話を何度もしておりました。今回のイベントで荒川区の方々が御協力してくださったことを、きっと喜んでいると思います。本当にありがとうございます」と話している

 白井さんは1923年11月23日生まれ、戦時中にプロデビュー。1952年5月19日、後楽園球場で世界フライ級王者のダド・マリノを下して日本人初の世界王者となった。同王座を4度防衛したのち55年に引退した。引退後は解説者、評論家として活躍、2003年12月26日、肺炎のため死去した。享年80歳。日本プロボクシング協会は5月19日を「ボクシングの日」に制定している。

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