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日本ミドル級王者の国本陸 2冠目指し12.17中田勝浩とWBO-AP王座決定戦

2023年11月9日 22時24分

 六島ジムは9日、大阪市のジムで会見、日本ミドル級王者の国本陸(26=六島)が12月17日の六島、松田、HKスポーツの3ジム共同興行「YOU WILL BE THE CHAMPION18」で同級5位、中田勝浩(32=井岡弘樹)とWBOアジアパシフィックミドル級王座決定戦を行うと発表した。

国本陸

 大阪商大出身の国本は竹迫司登(ワールドS)が返上した日本ミドル級タイトルを22年4月、酒井幹生(角海老宝石)を決定戦で下して獲得。12月にワチュク・ナァツ(マーベラス)を破り初防衛、今年8月には酒井との再戦を判定勝ちして2度の防衛を果たしている。9勝3KO1敗の戦績で1敗は21年5月、竹迫にプロ5戦目で挑むも1回KO負けしたものだ。

 来年4月にはチャンピオンカーニバルが予定されているが、試合間隔が開くこととWBO-APタイトルを獲得すればWBOの世界ランキングに入れる見込みがあるため、急きょ試合を組んだ。国本は同級8位、中田は14位だ。

 国本は「ジムの走り込み合宿に参加したし、東京で5日間のスパーリング合宿を行ってきたので、急きょ試合が決まっても大丈夫。スタミナには自信があり、練習しているガードからの攻撃で圧倒したい。2本目のベルトを手に入れます」と意欲十分。

 中田は東北大学相撲部出身の異色の経歴を持ち、20年全日本ミドル級新人王。タフさと185センチの長身から打ち下ろす右が持ち味で9勝5KO4敗1分。これまで国本とはスパーリング経験はある。中田は「国本選手は強いのは当たり前ですが、細かいパンチがうまい印象です。僕もチャンスなので、辛抱強く戦います」とタイトル初挑戦の抱負を語った。

 12月17日は神戸ポートピアホテルでWBOアジアパシフィックL・フライ級王者、山中竜也(真正)の初防衛戦の開催が決まっている。WBOの役員がかけもちで担当するため、国本―中田のWBO-APミドル級王座決定戦は午後3時から興行の第一試合にセットされた。

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