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井上尚弥が日本選手初のリング誌年間MVP アジア勢ではパッキャオに次ぐ快挙 

2024年1月6日 10時28分

 アメリカの老舗ボクシングメディア「ザ・リング」は5日、2023年のファイター・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)にS・バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)を選んだと発表した。

 2022年にバンタム級で4団体統一を成し遂げた井上は23年にS・バンタム級に進出。7月にWBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米)を下すと、12月にWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)を退けてS・バンタム級でも4団体統一を達成した。

 23年は、S・ライト級に続きウェルター級で4団体統一をはたしたテレンス・クロフォード(米)、S・ミドル級4団体王座を守ったサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)、ライト級4団体統一王座を守り、S・ライト級で2階級制覇をしたデビン・ヘイニー(米)らの活躍も目を引いたが、リングはこれらの中から井上を選んだ。

 同賞は1928年に制定され、初代のMVPは世界ヘビー級王者のジーン・タニー。リングによると、長い歴史の中で日本人のMVP受賞は初、アジア勢ではマニー・パッキャオ(2006、08、09年)に次ぐ快挙となった。

 年間最高試合などの賞は後日発表される。

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