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延期繰り返した因縁の再戦 テイラーvs.カテラル 今度こそ実現か

2024年2月14日 14時54分

 元S・ライト級4団体統一王者ジョシュ・テイラー(英=写真)とジャック・カテラル(英)による因縁の再戦が今度こそ実現するか、というニュース。ESPNは両者が4月27日、英リーズのファーストダイレクトアリーナでの対戦に合意したと報じた。試合の模様は北米ではESPNで、その他はDAZNで放送される模様だ。

 両者はテイラーが4団体統一王者だった22年2月に対戦。テイラーの有利が予想された試合は、カテラルが奮闘して8回にダウンを奪った末に、テイラーの2-1判定勝ち。カテラルが勝っていたとの声が多くあがり、114-11でテイラーを支持したジャッジが、英国ボクシング管理委員会から懲戒処分を受ける事態に発展した。

 批判を浴びたテイラーが再戦に合意し、当初は22年11月に対戦すると報じられたが、試合はテイラーのけがなので延期を繰り返した。23年3月にセットされたスケジュールもテイラーの足の負傷でご破算に。そしてテイラーが6月にテオフィモ・ロペス(米)との試合を選択したことで、カテラルの感情はさらに悪化した。

 勝利を“盗まれた”カテラルは昨年10月に元3階級制覇王者ホルヘ・リナレスに勝利するなどこの間に2勝。4団体で世界ランキングの上位につけるが、テイラーとの決着戦を選択した。試合はノンタイトル戦ながら、S・ライト級リミットで行われるとESPNは報じている。

 テイラーはロペスにプロ初黒星を喫し、すべてのベルトを失っただけに、再浮上のきっかけをつかみたいところ。カテラルはテイラーを踏み台に世界タイトル戦線に再び絡んでいきたい。両者の意地がリングでぶつかり合うことになりそうだ。

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