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山陰地方唯一のプロジム、結花の山下玄輝が連敗脱出で3年ぶり勝利

2024年2月23日 23時06分

 KWORLD3ジム(亀田大毅会長)の初主催興行「BENKEI FIGHT vol.1」は23日、大阪府豊中市の176BOXで行われ、メインのS・ライト級6回戦は21年の西日本同級新人王の山下玄輝(結花)が福重浩輝(KWORLD3)を2-1の判定で下し、連敗を4でストップした。

山下は打ち勝ち3年ぶり勝利

 山陰地方唯一のプロジム、結花(鳥取市)のエースが長いトンネルを抜けた。全日本新人王決勝で関根幸太朗(ワタナベ)に敗れてから3連敗と、調子が上がらなかった。この日の相手、福重は思い切りのいいパンチを放ってくる選手だったが、山下は基本に忠実に左ジャブで福重の接近を阻み、ショートの右ストレートをヒットして、ポイントを重ねた。

「相手の気持ちが強く、ドローかも」と思ったそうだが、際どく勝利をつかんだ。これで5勝2KO4敗2分とし、念願のA級進出へあと1勝とした。敗れた福重は4勝3KO2敗1分でB級初戦を飾れなかった。

 セミでS・フライ級8回戦が組まれていたが、岩﨑圭祐(オール)と対戦の五十嵐春輝(湘南龍拳)が前日計量オーバーで失格。岩﨑は急きょ、3月31日に名古屋市でデビューする高校国体王者の森脇龍星(KWORLD3)と3ラウンドのスパーリングを行った。兵庫県立西宮香風高から駒澤大中退の森脇はランカーの岩﨑相手に互角の動きをみせた。

◇S・ライト級6回戦
山下玄輝(結花)[2-1(58-56×2、56-58)]福重浩輝(KWORLD3)

◇60キロ6回戦
檜皮田知也(KWORLD3)[3-0(56-56×3)]新井志道(黒崎KANAO)

◇58キロ6回戦
福濱統我(ディアマンテ)[引き分け1-0(58-56、57-57×2)]マジスカ小坂(KWORLD3)

◇60キロ6回戦
伊集院嵐(KWORLD3)[2-0(56-56、57-55×2)]山名生竜(HKスポーツ)

◇58キロ6回戦
船橋真道(KWORLD3)[2-1(57-56×2、56-57)]中原博斗(倉敷守安)

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