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田中恒成念願の4階級制覇 バカセグアからダウン奪い大差3-0 

2024年2月24日 20時43分

 24日のトリプル戦のトップバッターで世界戦リングに登場した田中恒成(畑中)はクリスチャン・バカセグア(メキシコ)に12回大差の3-0判定勝ち。スコアは119-108、117-110、116-111。田中は中谷潤人が返上したWBO世界S・フライ級王座を獲得すると同時に、井岡一翔、井上尚弥に続く日本人3人目の4階級制覇を成し遂げた。

ついに欲しかったベルトを手にした田中

 1位田中と2位バカセグアの対戦。田中はバックステップを入れた動きでスピーディーな左を突いてスタート。バカセグアも積極的に手をくり出してリズムをつくる。

 バカセグアは右ストレートの打ち下ろしから左ボディフックのコンビネーションを連発。しかしその右の多くをミスさせて田中は左ジャブ、右を刺す。バカセグアの攻撃リズムを押し付けられることはない。

 3回、早くも試合ペースに変化がみられた。素早いやり取りのみならず、バカセグアのブローを読んだ田中の迎撃が試合を主導しはじめる。5回、バカセグアは偶然のバッティングで右目上をカットした。

 バカセグアは田中のカウンターを浴びながらも必死に抵抗。長身を折り曲げて左フックを強振し、これが田中をとらえるシーンもあった。しかしこの日の田中は身を寄せての接近戦にもゆとりがあり、右アッパー、左ボディでバカセグアを着実に弱らせていく。

 8回には、左ボディで効かせて右ストレートを追撃し、ダウンをマーク。9回以降も田中のKO勝ちが十分あり得る流れだった。判定決着となったのはバカセグアの頑張りと、この日の田中がこだわったカウンターからのスタイルゆえか。

 ジャッジのスコアは119-108、117-110、116-111で田中の勝ちを支持。田中は井岡一翔戦以来約3年ぶり2度目の挑戦で念願の4階級制覇を達成。「これが欲しかった。うれしい」と第一声を発し、続けて「IBF王者のフェルナンド・マルティネス選手と戦いたい」と発言。マルティネスに勝ち、井岡へのリベンジ戦に進むことが田中流の井岡に対するリスペクトなのだという。そしてその後には4団体制覇の野望がある。

 田中は19勝11KO1敗。世界初挑戦に失敗したバカセグアは22勝9KO4敗2分。

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