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メキシコでまた死亡事故発生

2014年2月4日 14時15分

 メキシコからショッキングなニュースが飛び込んできた。1日(日本時間2日)メキシコシティのポランコで行われたフェザー級12回戦で10ラウンドKO負けを喫したWBC・S・バンタム級10位オスカル・ゴンサレス(メキシコ)が翌々日の3日午後1時50分、搬送された最寄りの病院で息を引き取った。23歳だった。

メキシコでまた死亡事故発生(ボクシングニュース)
亡くなったゴンサレス選手(右)1日の試合から

 ゴンサレスは対戦相手のヘスス・ガリシア(メキシコ=WBC・S・バンタム級36位)から初回ダウンを奪う攻勢。試合をリードしていたが、激しい打撃戦に突入し、8回あたりから失速。KO負け後、担架でリングを降り、病院で緊急治療を受けていた。

“ファンタスマ”(ゴースト)のニックネームを持つゴンサレスは昨年、元世界王者リコ・ラモス(米)からダウンを奪って判定勝ち。その後メキシコのホープにも勝利を収めていた。プロモーターのカネロ・プロモーションのエディ・レイノソ代表、マネジャー的存在だった元3階級王者エリク・モラレスが哀悼の言葉を送っている。終身レコードは23勝14KO2敗。

 メキシコでは昨年同じくKO負けしたフランキー・レアル選手が死亡。その後も意識を失う選手が出るなど深刻なアクシデントが相次いでいる。Photo/Canelo Promotions

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