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山中&長谷川が会見、浜田代表「年間最高試合候補」

2016年9月17日 12時03分

  WBC世界バンタム王座の11度目の防衛に成功した山中慎介(帝拳)と、WBC世界S・バンタム級王座を獲得し3階級制覇に成功した長谷川穂積(真正)が試合から一夜明けた17日、大阪市内のホテルでそろって記者会見をした。

激闘を制してともに勝利の山中(左)と長谷川

 アンセルモ・モレノ(パナマ)との1年ぶりの再戦に7回TKO勝ちし“完全決着”に成功した山中は「反省はあるけど久しぶりに素直にうれしいと思える試合だった」と満面の笑み。ラストチャレンジを公言してリングに上がり、ウーゴ・ルイス(メキシコ)との激闘を制し、9回終了TKO勝ちした長谷川は「勝ったという結果がすべてなので、いまはほっとしている」と話した。

 帝拳ジムの浜田剛史代表が「年間最高試合はこの2試合から選ばれるんじゃないかと思います」と語った激闘で、2人とも勝利しただけに、一夜明け会見は終始和やかなムードに包まれて進行した。

 今後について山中は「一戦一戦やってきてこの試合にかける思いは強かった。次の目標はまた、統一戦は常に希望してますけど、いろいろと考えていきたい」とコメントし、IBF王者リー・ハスキンス(英)、WBAスーパー王者ルーシー・ウォーレン(米)の名前を挙げた。

 長谷川は「家族で食事にでも行ってゆっくりしたい。モチベーションはどうやったら出る? やりたいと思ったらやります」と今後については多くを語らなかった。

 帝拳ジムの本田明彦会長によると、山中の次戦は来年1月になる見通し。「(景気のいい)イギリスの2人(ハスキンスとWBA正規王者ジェイミー・マクドネル)はなかなか出てこない」とし、対戦相手は現在のところ未定であると強調。長谷川の次戦は時期も含めて未定。

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