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元日本ライト級王者の西谷和宏が引退式 柔道銀メダリスト篠原信一さんがねぎらいの言葉

2024年4月7日 21時39分

 セミの前に元日本ライト級王者、西谷和宏(VADY)の引退式が行われた。元東洋太平洋同級王者の中谷正義さんと2ラウンドの記念スパーリング、VADYジムを応援するシドニー五輪柔道銀メダリスト、篠原信一さんらから惜別の言葉を受けた。

篠原さん(左)と西谷

 鳥取県倉吉市出身の西谷は2012年、日本ランキング入りを果たし、17年に土屋修平(DANGAN)に逆転TKOでライト級王座を獲得。ともに敗れはしたが、20年にはのちに世界王者となる尾川堅一(帝拳)、21年には実力者、三代大訓(横浜光)と戦った。通算戦績は21勝12KO6敗1分。

 西谷は「倉吉でジムを探して14歳でボクシングを始めた。中学生で父が亡くなり、母はタイトルマッチの勝利を伝えたあとすい臓がんで亡くなった。母は試合のたびに心配していただけに、ボクシングをやめた今日、一番ほっとしていると思う」と語り、テンカウントが鳴らされた。

 今後は小学校4年を頭に3人の男児の父として妻華美さんとともに明るい家庭を築き、清掃会社勤務のかたわら、VADYジムでトレーナーとして後進を育てていく。

西谷は中谷正義さんと引退スパーリング
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