“ボクシング王国 沖縄”復活の物語 金城眞吉監督から中真&仲里親子へ 受け継がれるハングリー精神
2024年4月9日 11時36分
2024年4月8日 15時54分
日本ライト級タイトルマッチがあす9日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われる。8日の計量は王者の仲里周磨(オキナワ)、挑戦者1位の三代大訓(横浜光)ともに60.0キロであすの試合に進んだ。
昨年4月、宇津木秀(ワタナベ)から王座を奪った仲里(27=14勝8KO2敗3分)は今回が2度目の防衛戦。三代とは17年10月、6回戦で拳を交え、ダウンを奪い合って敗れた。仲里は「プロで初めて負けた相手で思い入れが強い。あのときは力を出せずに心残りだった。やっとこのときが来たという思い」と燃えている。
この試合に向けては、2月に3週間の東京合宿でスパーリングを重ねるなど、三代の最大の武器ジャブの対策を中心に練習を重ねてきた。父の繁会長と二人三脚でキャリアを進める仲里は「激しいペース争いになると思うけど、持ち味のキレと爆発力を出せれば理想的。倒すのがカギになると思う」とKO防衛、そして雪辱を誓った。
三代(29=14勝4KO1敗1分)は18年6月、仲里よりも5年早くチャンピオン(東洋太平洋S・フェザー級)になり、世界ランキング入りも果たしたものの、昨年4月に韓国で伏兵に敗れてキャリアが停滞。あすは「本当に負けられない試合」とこちらも力が入っている。
直近2試合もスカッとした勝利ではなかったが、「ここ数試合は我慢の試合。あすは力を発揮する試合」とこのタイトル戦を再浮上のきっかけにしようとしている。ライト級というクラスで国内ナンバーワンを証明するために「ベルトを3つ取らないといけないと思う」という三代。4年4ヶ月ぶりのタイトルマッチに向け、「何が何でも勝つ」と力強く宣言した。
■2人のロングインタビューはこちらから
仲里周磨→ https://boxingnews.jp/news/106830/
三代大訓→ https://boxingnews.jp/news/106862/
あすは王者の藤田炎村(三迫)とホープ李健太(帝拳)による日本S・ライト級タイトルマッチがメイン。セミセミの日本ユースS・フライ級王者の山口仁也(三迫)と日本フライ級4位、長嶺竜久(平仲BS)による52.5キロ契約8回戦も好カードだ。
元世界王者、輪島功一さんの孫、磯谷大心(輪島功一S)は22年の新人王戦で敗れた松野晃汰(神奈川渥美)との雪辱戦(ウェルター級6回戦)に挑む。
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