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京口紘人-パラス、竹迫司登、谷口将隆が登場 5.11仁川でTBイベント6

2024年4月17日 17時36分

 元世界王者の伊藤雅雪氏が代表を務めるTB(トレジャーボクシング)プロモーションが17日、ワタナベジムで会見を開き、6回目となるイベントの全容を発表した。5月11日(土)韓国仁川のパラダイスシティで開催するもので、U-NEXTが独占配信する。

会見に臨んだ伊藤氏、京口、竹迫、谷口(左から)

 メインカードは元世界2階級制覇王者の京口紘人(ワタナベ)とビンス・パラス(比)のフライ級10回戦。IBFミニマム級王者だった京口が防衛戦で判定勝ちした18年5月以来、ちょうど6年ぶりの対決でもある。

 現在はともにフライ級の世界ランカー(京口はWBA2位、WBC11位、IBF4位。パラスはIBF9位)。フライ級3戦目となる京口(18勝12KO1敗)は「3階級制覇に向けて最後のステップになるよう、いい内容で勝ちたい」ときっぱり。前戦から7ヵ月が経つが、フィジカル・トレーニングの成果を実感している様子で、「筋量は増えた」と言うように、見るからにジャケットが隆起していた。

 パラス(20勝15KO2敗1分)は京口第1戦で敗れた後、世界再挑戦のチャンスをまだ手にしていないが、ここ2試合は花田歩夢(フリー)、石澤開(MT)と連勝して乗っている。長いジャブとストレート、強いフックのつなぎがうまく、長いラウンドの戦い方も心得た好戦的な選手だ。伊藤代表に京口へのリベンジを直訴したというから相当燃えている。京口の3階級制覇達成の可能性をはかる意味では当然のこと、興味深いマッチアップ。

 セミはOPBFミドル級タイトルマッチ。王者竹迫司登(ワールドS)がテイジ・プラタップ・シン(豪)の挑戦を受ける。竹迫(16勝15KO1敗1分)は昨年4月、同じ仁川のリングで世界ランカーのミーリン・ヌルスルタノフ(カザフスタン)に8回TKOで初黒星を喫したが、再起戦で空位の同級タイトルを獲得。

 この間、アメリカとオーストラリアに修行に出るなど積極的に実力アップを図ってきた。インド出身のシン(18勝8KO7敗3分)との試合について「内容次第では上をアピールできると思う」と語り、世界ランカー(WBC13位)の力をしっかりと示すつもり。

 そしてL・フライ級8回戦では元WBOミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)がジェイセバー・アブシード(比)と対戦する。

 L・フライ級で世界返り咲きを狙う谷口(17勝11KO4敗)は昨年8月、堀川謙一(三迫)に10回判定勝ちで再起を果たしたものの、アゴを骨折してしばし戦線離脱していた。しかし焦らず、地道にフィジカルトレーニングを続け、「この半年でも大分L・フライ級になじんできた」と手応えを得ている。

 アブシード(22勝13KO13敗)は負けも多いが、18年10月に現世界王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)を破った星が光る。谷口は「8月(堀川戦)より全然強い姿を見せられると思う」と自信をアピールしている。

 当日は全5試合。ほかに盛合竜也(ワタナベ)-パク・キョンスー(韓)の77キロ契約4回戦、鳥居士恩(角海老宝石)-ヤン・ヒョンモ(韓)のS・バンタム級6回戦が行われる。チケットは2万5千円、1万5千円、8千円の3種で、本日よりTBプロモーションのホームページで発売されている。tb-promotion.com

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