日本バンタム級チャンピオン増田陸（帝拳）の初防衛戦が11月2日、後楽園ホールで9位挑戦者の宇津見義広（ワタナベ）を相手に行われることになった。24日に主催の帝拳プロモーションが明らかにした。当日は「WHO’s NEXT DYNAMIC GLOVE ON U-NEXT26」で、試合の模様はU-NEXTで配信される。

　増田はこの7月、王者富施郁哉（ワタナベ）を右フックで倒し、日本王座をKO奪取。初防衛戦の相手はキャリア34戦（17勝10KO11敗6分）のベテランを迎えることとなった。ちなみに増田のプロ戦績は5勝5KO1敗。

　宇津見は40歳の古参選手。2004年9月のプロ・デビュー以来、コツコツと試合をこなし続けて20年、待望の大舞台に上がる。増田がタイトルを奪った富施同様に名門ヨネクラジムの「最後の戦士」の一人。世界を期待される実力派ホープに挑み、どんな戦いを見せるか。

　また前座4回戦では元日本バンタム級1位の池森久貴さんの息子の池森天力（あり）がプロデビュー戦に臨む。池森は大塚鐘平（北島＝3勝3KO3敗）とのフェザー級戦を行う。