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大阪商大副将、丸元大五郎が父のジムからプロ転向

2024年12月5日 21時20分

 兵庫県三田市の大成ジムは5日、丸元大成会長の長男大五郎〈22〉がプロ入りすると発表した。大五郎は大阪商大4年。ボクシング部副将で今年の関西学生リーグMVPを獲得した。14日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれる大成ジム主催興行でB級プロテストを受ける。

プロ転向を発表した丸元大五郎㊨。隣は父の丸元大成会長

 大五郎は小学1年生でボクシングを始め、日本プロボクシング協会主催のU15大会で3蓮連覇を果たすなど、早くから素質が注目されていた。興國高から大商大に進んだが、腰を痛めて、高校2年秋から大学3年までリングに上がれなかった。2度の手術で4年近くのブランクがあったが、復帰した昨年は関西学生リーグで活躍。国体3位、全日本選手権3位と実力を発揮した。

 関西学生リーグでは、昨年から8連続RSC勝利を飾り、今季大阪商大の2年ぶり6度目の優勝に貢献。駒澤大との大学王座決定戦ではチーム唯一の勝利をあげて、敢闘賞を獲得した。1日まで東京で開かれた全日本選手権はL・ウェルター級で出場し、優勝した北本隼輔(自衛隊体育学校)に敗れ、ベスト8にとどまった。

 大五郎は「小さい頃からプロで世界チャンピオンになるのが夢で、ボクシングで成功するのが自分の宿命と思っている」と語り、「東洋太平洋王者だった父からボクシングの厳しさを教え込まれている。父が獲れなかった世界を獲るのが最大の目標」と言い切った。

 プロではライト級を主戦に戦う決意だ。丸元会長は日本人選手と戦い、キャリアを積ませたい考え。4年近くのブランクに耐え、倒し屋を目指す大五郎に注目が集まりそうだ。

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