「圧倒して、レベルの違いを見せつける」“輪島功一の孫”磯谷大心が圧勝でユース王座獲りを宣言
2024年12月7日 23時56分
2024年12月7日 17時51分
日米ボクシング交流の架け橋となって長年活躍したロサンゼルス在住の日本人マネジャー、ノリ隆谷氏(本名・隆谷典彦)が5日夜、ロサンゼルスの看護施設で亡くなった。86歳だった。長年ガンを患っていたが、死因は「腎不全」。1週間前に容体が悪化して再入院していたという。
広島県比婆郡出身の隆谷氏は1954年4月、高校生の時に渡米。最初サンフランシスコに居住した後、ロサンゼルスに移り定住。リトル東京で金物店「安全ハードワイヤー&サプライ・カンパニー」を経営しながら、米国に渡る日本人ボクサーをサポート。同時に米国人の世界チャンピオンを育てた。
最初は同じ広島県出身の協栄ジム金平正記会長との交流から海老原博幸(元世界フライ級王者)らをサポート。同ジムからロス修行に出かけ無名の存在から世界フェザー級王者となり“シンデレラボーイ”と呼ばれた西城正三の戴冠にも隆谷さんは貢献した。
その後、日本で輪島功一らと対戦したオスカー“ショットガン”アルバラードが世界ジュニアミドル級王座に就き、マネジャーとして初めて世界王者を誕生させた。2人目の世界王者はWBA・J・ライト級王者ヘナロ・エルナンデス。防衛回数を伸ばし日本でも防衛戦を行った。ヘナロの兄ルディ・エルナンデスは日本人ボクサーのトレーナーとして手腕を振るい、現在3階級制覇王者でWBCバンタム級王者の中谷潤人を指導している。
「ノリさん」の愛称で誰からも親しまれ、有名、無名を問わず選手を陰から支えた。隆谷氏のおかげてロサンゼルス修行が実行でき、現地でリングに上がった日本人選手は数多い。都市再開発のあおりを受け長年営んだ安全金物店を昨年閉店。同11月にはボクシング・ビートの取材に応じ、懐かしい思い出話を聞かせてくれた。リトル東京の交番に勤務していた時期もあった。
ルディ氏によると、今月15日にロサンゼルスのフクイ葬儀場でお別れ会が行われる予定になっている。
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