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統一戦控えた寺地拳四朗が地元京都でスパーリング

2025年2月3日 8時36分

 WBC世界フライ級王者、寺地拳四朗(33=BMB)が2日、京都市のKBS京都ホールで開催されたBMBジム主催のSHOW DOWN in京都vol.3で日本バンタム級9位、森口山都(22=クラトキ)と3分4ラウンドのスパーリングを行った。森口がメインの興行だったが、対戦相手の負傷欠場で、3月13日にユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)との王座統一戦を控えた寺地が急きょメインの代役を務めることになった。

気合いの入ったスパーリングを披露した寺地㊨

 すでに比嘉大吾(29=志成)と拳を交えるなど、戦闘モードに入っている寺地は地元京都のリングで大勢の観客の前で実戦練習を積めるとあって、4ラウンドのスパーリングに真剣に取り組んだ。「相手の森口選手は前に一度、三迫ジムでスパーリングをしたことがあります。ユーリ選手と違って距離が遠い感じがしますが、負けていられないので全力を出しました」と接近戦に持ち込む動きを随所に見せた。

 森口は23年の全日本バンタム級新人王で8勝3KO1分と無敗の和歌山の新星。「試合ができなくなりましたが、拳四朗さんと戦えるなんて光栄です。全力を出し尽くします」とリングに上がる前から闘志をみなぎらせた。ジャブからワンツーと基本通りに攻撃を始めた森口に対し、寺地はガードを固めて右アッパーを突き上げるなど、距離を詰めてパンチを繰り出した。3回には右ストレートをクリーンヒット、4回はアッパーの連打から、パンチを集めて、森口を突き放した。アッパーはユーリ対策の一環のようだ。

スパーリング後は抽選会も行われた

 寺地は「いい緊張感を保ってスパーリングがやれました。2度目の統一戦。WBCとWBAのベルトを2本揃えてここに持ってきます」と観客にアピールした。リング上でサイン入りのグローブ、バンデージの抽選会も開かれた。

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