下町俊貴辛勝 平野岬とダウン応酬、2-0勝ちで日本S・バンタム級V4
2025年1月24日 17時41分
2025年1月24日 16時37分
WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチは24日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者で前日本王者の高田勇仁(ライオンズ)がチャンピオン小林豪己(真正)に12回2-1判定勝ち。タイトル奪取に成功した。
出だしこそ小林が左ジャブ、右クロスをシャープに決めた。様子見を終えた高田は上体をゆすりながら無言のプレッシャーを強める。3回、左ボディーフックからの攻めを強めると、右アッパーで小林の顔をはね上げた。腰を落としそうになった小林に右をフォローしてダウン。鮮やかな手際だった。
4回以降の高田は右アッパーを多用。小林は左フックを警戒するあまり、これに対応できず何発も食らった。6回の小林は左ジャブを使って距離を置いたが、察知した高田も左ジャブを連射してチェイス。7回は小林を出させて右アッパーと、主導権をキープしてラウンドを重ねた。
小林は勝負を捨てず左ボディーなど攻撃を仕掛け続けた。しかし高田は時に上体を折るような動作を繰り返してリズムをとり、多彩なパンチで失点を防ぐ。終盤は疲れもうかがえた高田だが、小林に攻めっぱなしにさせず打ち返し、最後は互いに力を尽くして手を出し合った。
スコアは意外にも割れ、116-111、114-113、113-114で高田の勝利。「厳しい練習をしてきたので本当にうれしい。ダウンの後倒そうと思ったけど、小林選手が打たれ強く、対策もしてきたので倒しきれませんでした。ここで打ち負けたら上に行けないと思って打ち合いました」。アジアへのステップアップをとげた高田は16勝6KO8敗3分。終盤追い上げたものの実らず、2度目の防衛に失敗した小林は8勝5KO2敗。
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