国本陸がブリスベン合宿 4.13カーニバル戦
2025年2月14日 10時57分
2025年2月14日 3時34分
13日後楽園ホールのメインで行われたミドル級6回戦は、プロ2戦目の川渕一統(かずさ、ABC)が日本同級6位の時吉樹(横浜光)に2回2分38秒KO勝ち。日本ランキング入りはまず間違いないところだ。
2ラウンドで終わったが、この間に時吉が3度、勝った川渕も1度ダウンするスリリングな試合だった。立ち上がりから右ジャブをビシビシと決めたサウスポーの川渕はバランスのとれた体勢から左ボディー、右フックのコンビネーションを決めてあっけなく時吉を倒す。しかしそのままフィニッシュを狙って出たところに時吉の右カウンターを浴びて今度は川渕がダウン。
ダウンを分け合った二人だが試合の主導権は川渕の手にあった。2回、川渕のシャープな左ストレートで時吉は再びダウン。時吉は立ち上がったが川渕ペースは変わらず、左でみたび倒れるとカウント中にセコンドがタオルを振って棄権した。この日は終始精彩を欠いていた時吉は初黒星となった(5勝4KO2分)。
勝った川渕は20歳。大阪・興國高校時代に選抜、インターハイで優勝経験がある(アマチュア23勝5敗)。本来はS・ウェルター級で、昨年11月にプロデビュー戦を行ったばかりでのランカー挑戦だったが、「試合が決まったらやるしかないんで。国本陸選手や佐々木る玖選手とスパーリングをしてきたのが大きかった」と成果が出て喜んでいた。兄2人は力士で川渕も小学校時代は相撲をしていた。
◆スーパーフェザー級6回戦
宮本陽樹(パンチアウト)[KO1回43秒] キティワット・チューイトゥアン(タイ)
◆バンタム級6回戦
為我井廉(DANGAN越谷)[判定3-0(60-53、59-54、59-54)] 大橋昌彦(角海老宝石)
◆スーパーウェルター級6回戦
落合佑季也(足利)[判定3-0(60-54、60-54、60-54)] パトムポン・セーンアルン(タイ)
◆ミニマム級4回戦
関優多(角海老宝石)[判定(3-0)39-37,39-37,40-36] 平野琉喜亜(北島)
◆スーパーライト級4回戦
竹澤大治郎(大橋)[判定(3-0)40-36×3] 坂本有規(北澤)
◆ウェルター級4回戦
田中慧士(花形)[判定(3-0)39-35×3] 佐藤慶吾(DANGAN郡山)
◆スーパーフェザー級4回戦
鈴木晴人(大翔)[TKO1R1分33秒] 窪田健作(北澤)
2025年3月12日 9時48分
2025年3月11日 15時54分
2025年3月11日 2時50分
2025年3月10日 10時44分
2025年3月10日 1時52分
2025年3月9日 13時36分