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井上尚弥vs.カルデナス 5.4ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催

2025年3月13日 15時26分

 S・バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)vs.挑戦者WBA2位ラモン・カルデナス(米)が正式発表された。米国時間の12日、井上の米国の共同プロモーター、トップランクが通達した。井上は2021年6月のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)とのバンタム級2団体王座の防衛戦以来、約4年ぶりの米国リング登場となる。

約4年ぶりのLV登場となる井上

 発表にあたりトップランクのボブ・アラム・プロモーターは「もっともパワフルで多彩な才能の持ち主で唯一無二の存在であるナオヤ・イノウエをプロモートするのはたいへんな名誉。長年、日本のアリーナやスタジアムをソールドアウトにしたザ・モンスターがラスベガスのシンコ・デ・マヨのイベントでメインを務める。挑戦者のラモン・カルデナスはいくつかの印象的な勝利を収めてこのチャンスにふさわしい選手」とメッセージを寄せた。

 4階級制覇王者でS・バンタム級4団体統一王座のV4戦となる井上(29勝26KO無敗=31)は「私のキャリアを応援してくれるアメリカのファンに感謝します。ラスベガスのT-モバイル・アリーナでのファイトはキャリアのハイライトとなるでしょう。観衆の皆さんに素晴らしいショーをお見せします。カルデナスはタフな相手で躊躇なく対戦に応じてくれたことをリスペクトします」とトップランクを通じて抱負を述べている。

 世界初挑戦のカルデナスはこれまで26勝14KO1敗の29歳。井上へ挑戦が有力だったWBC1位アラン・ピカソ(メキシコ)の離脱により抜てきされた。14連勝中で昨年のイスラエル・ロドリゲス・ピカソ(メキシコ)との地域タイトル戦ではアゴを骨折させてTKO勝ちするなどスペクタクルな試合で台頭。2月の最新戦ではフェザー級ランカーのブライアン・アコスタ(メキシコ)にダウンを奪われたものの3-0判定勝ちを飾っている。

「世界タイトル挑戦をいつも熱望していた。そのうえ、すべてのベルトがかかる試合のチャンスを得たのだからドリーム・カム・トゥルー。試合のオファーには二つ返事で応じた。宝くじに当選したような気持ちだ。でも比類なきチャンピオンの座がかかるから、それに乗らない手はない。人生を変えるチャンスだ」と意気込んでいる。

 イベントはトップランク、大橋プロモーション、帝拳プロモーション、サンプソン・ボクシングの共同開催。チケットは米国時間の13日に限定販売された後、14日金曜日から一般に発売される。この試合の発表会見は日本でも近く開かれる。

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