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WBO1位の加納陸がフライ級初戦飾る、石田匠は8回TKO勝ちで田中恒成戦での黒星から再起

2022年4月24日 21時48分

 大成ジム、石田ジム共同興行の「第18回三田から世界へ」は24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれ、メインのフライ級8回戦は、WBO世界L・フライ級1位、加納陸(大成)がタイL・フライ級7位、サンチャイ・ヨップン(タイ)を2回TKOで下し、フライ級転向初戦を飾った。

 セミのバンタム級8回戦は、IBF世界S・フライ級5位、石田匠(井岡)がOPBFバンタム級11位のカルロ・デメシーリョ(フィリピン)を最終8ラウンドに倒しTKO勝ちした。

加納は力強さをアピールして勝利

◇フライ級8回戦
加納陸(大成)[TKO2回2分42秒]サンチャイ・ヨッブン(タイ)
 保持していたWBOアジアパシフィックL・フライ王座を返上、一階級上での世界を目指す加納が好スタートを切った。2回に左ストレートでダウンを奪い、立ちあがったサンチャイを右フックでダウンさせた。なんとか立ち上がった相手に連打を見舞ってストップした。加納は「フライに上げて計量後、体が楽だった。世界にはまだまだ関門があると思うので、ひとつずつクリアしていきたい」と抱負を語った。

石田は8回に集中打でTKO勝ちした

◇バンタム級8回戦
石田匠(井岡)[TKO8回1分20秒]カルロ・デメシーリョ(フィリピン)
 昨年末に田中恒成(畑中)に敗れた石田が再起戦に臨んだ。相手のフィリピンのカルロはガードが固く、ジャブを多用するも石田は攻めあぐねた。8回、コーナーに詰めて見舞った左ボディパンチでカルロが腰を落としそうになったのを石田は見逃さず一気の連打でダウンを奪った。再開後もラッシュをかけてレフェリーストップを呼び込んだ。

 石田は1年5カ月ぶりの勝利に「東洋太平洋ランカーで勝つのは当たり前でしたが、相手のガードが固くて。最後にいいパンチが決まった。とにかく世界を目指して頑張ります」と自分自身に 言い聞かすように話していた。

◇51.5キロ8回戦
松岡新(大成)[TKO5回44秒]東健史(AR ITOMI)

◇54.5キロ6回戦
東大河(平仲BS)[2-1(60-54、56-58、58-57)]小島一希(石田)

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