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亀田和毅がIBFフェザー級王者レオ挑戦 5.24大阪で

2025年3月17日 19時54分

 元世界2階級王者でIBF世界フェザー級1位の亀田和毅(33=TMK)が17日、大阪市のホテルで会見し、5月24日に同市住之江区のインテックス大阪5号館で同級王者アンジェロ・レオ(30=米国)とタイトルマッチ12回戦を行うと発表した。2階級王者のレオは初防衛戦で、亀田は5年10ヵ月ぶりの世界戦。

悲願の3階級制覇に挑む亀田

 亀田は昨年8月、大阪で開催された同級挑戦者決定戦でレラト・ドゥラミニ(南アフリカ)に判定勝ちし、満を持して挑戦に備えていた。「興奮している。亀田家8本目のベルトを獲得できるよう、何が何でも勝つ。(レオは)S・バンタム級時代にスパーリングをしたことがある相手。2階級制覇同士の戦い、力は変わらないと思う。必ず倒す」と自信をみなぎらせた。

 王者レオはラスベガスからリモートで会見に参加。「日本で初防衛戦を戦えるのはうれしい。亀田はスパーリングをして、いい選手であることはわかっている。フェザー級では強いといわれたアルベルト・ロペス(メキシコ)をKOした自分が一番強い」と胸を張った。これから戦ってみたい選手はとの問いに「いまは亀田に集中しているが、ベルトを持っている選手ならだれとでも戦う用意はある」とした。世界S・バンタム級4団体王者井上尚弥(大橋)がゆくゆくフェザー級に上がってくれば、「彼は全階級を通じて世界一の選手。もちろん戦う」と語り、チャレンジを受ける決意を示した。亀田がスペイン語で「しっかり準備して、ファンの期待に応えよう」と話しかけると笑顔で健闘を誓った。

 会見に同席した兄の亀田興毅プロモーターは「フェザー級でタイトルを獲るのは難しいが、和毅が勝って世界に飛び出してもらいたい。ファイトマネーだけで(両者合わせて)100万ドルのビッグマッチ。亀田家20年の最終章にふさわしい戦いになる」と話した。

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