刻一刻とその日が近づく。チャンピオン井上尚弥(大橋)ー挑戦者中谷潤人(M.T)による世界スーパーバンタム級タイトルマッチは5月2日、東京ドームで運命のゴングを聞く。ともに32勝不敗、PFPランキング常連同士のスーパーファイト。ボクシングビート最新号では世界S・バンタム級4団体統一王者井上尚弥のこれまでの32戦を全試合カラー写真付きでプレイバックしている。当サイトではリポートと試合後コメントで振り返ろう。
デビュー戦 2012年10月2日・後楽園ホール
49㎏契約8回戦 史上7人目のA級デビュー
井上尚弥(大橋)[TKO4回2分4秒]クリソン・オマヤオ(フィリピン)

「倒せたのは満足だけど、ガードが甘くなってパンチをもらったり、ダメなとこだらけだった。明日からでも課題を克服して次の試合の準備をしたい」
2戦目 2013年1月5日・後楽園ホール
50㎏契約8回戦
井上尚弥(大橋)[KO1回1分50秒]ガオプラチャーン・チューワッタナ(タイ)

「KO勝利はうれしいけど、会場に足を運んでくれたみなさんに申し訳ない気持ちです。今年は日本タイトルか東洋タイトルを獲ってみなさんにアピールしたい」
3戦目 2013年4月16日・後楽園ホール
ライトフライ級8回戦
井上尚弥(大橋)[TKO10回1分9秒]佐野友樹(松田)

「右を痛めてしまったが、左でコントロールできたのはよかった。もし1位になれば田口良一選手(日本L・フライ級王者)に挑戦したい」
4戦目 2013年8月25日・神奈川県スカイアリーナ座間
日本ライトフライ級タイトルマッチ 20歳で日本王座獲得
井上尚弥(大橋)[3-0(97-94、98-93、98-92)]田口良一(ワタナベ)

「勝ててほっとしている。10ラウンド戦えたことと、世界3位を相手にああいう試合ができたことはよかったけど、まだまだディフェンス面が課題。無駄なパンチをもらってしまった。目で足でしっかり外せるようにしていきたい」
5戦目 2013年12月6日・両国国技館
OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦 OPBFタイトル獲得
井上尚弥(大橋)[TKO5回2分51秒]ヘルソン・マンシオ(フィリピン)

「内容的にいい勝ち方ができたと思う。思った以上にタフな選手で勉強になった。次は世界戦でも、世界戦じゃなくても、しっかり勝ちたい」
6戦目 2014年4月6日・大田区総合体育館
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 国内最短記録で世界王座獲得
井上尚弥(大橋)[TKO6回2分54秒]アドリアン・エルナンデス(メキシコ)

「似合ってますか!? WBCのベルト」「苦しい場面もあったが、打ち合いは楽しかった」
7戦目 2014年9月5日・代々木第二体育館
WBC世界ライトフライ級タイトル V1
井上尚弥(大橋)[TKO11回1分8秒]サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)

「情けない試合をして申し訳ない。相手がタフだった。正直L・フライ級に仕上げるのが精いっぱいで、リングの中では0点。これからはフライ級に上げたい。レベコにしろ、エストラーダにしろ、アムナットにしろ強いチャンピオンがいるので楽しみです」
8戦目 2014年12月30日・東京体育館
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 2階級制覇達成
井上尚弥(大橋)[2回3分1秒KO]オマール・ナルバエス(アルゼンチン)

「減量から解放されて本来の力が出た。試合前はプレッシャーで押しつぶされそうにもなったけど、若さと勢いで乗り切った。これからはだれの挑戦でも受けたい」
9戦目 2015年12月29日・有明コロシアム
WBO世界スーパーフライ級タイトルV1
井上尚弥(大橋)[2回1分20秒TKO]ワルリト・パレナス(フィリピン)

「1年間うずうずしていて、死にもの狂いで練習してその結果が出せてほっとしている。リードをちょっともらったら硬くて、これはもらったらヤバイという緊張感もあった。しばらくはS・フライ級でやるので、どんな挑戦でも受けて、ファンが望む試合をしていきたい。アメリカでもオファーがあればやってみたい」
10戦目 2016年5月8日・有明コロシアム
WBO世界スーパーフライ級タイトルV2
井上尚弥(大橋)[判定3-0(118-109×2、116-111)]ダビド・カルモナ(メキシコ)

逆境のフルラウンドはドネア戦につながる経験
「2(回)で若干痛めて、全然使えるかなと思って(セコンド)言わなかったんですが、6(回)でちょっと強く打つときついなと思った」「あのまま終わるのは嫌だった。見せ場をつくりたかった」「あの試合は楽しかった」
11戦目 2016年9月4日・スカイアリーナ座間
WBO世界スーパーフライ級タイトル V3
井上尚弥(大橋)[KO10回3分3秒]ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)

「これが今日のぼくの実力。こんなんじゃビッグマッチとか言ってられない。どんどん練習するのみです」
12戦目 2016年12月30日・有明コロシアム
WBO世界スーパーフライ級タイトル V4
井上尚弥(大橋)[TKO6回1分1秒]河野公平(ワタナベ)

(最後は)手ごたえがばっちりあった。すっきり終われたし、どこも傷めずに終われた。内容は70点」
13戦目 2017年5月21日・有明コロシアム
WBO世界スーパーフライ級タイトル V5
井上尚弥(大橋)[KO3回1分8秒]リカルド・ロドリゲス(米)

「勝って当たり前と言われている試合ほど怖いものはないので気持ちを引き締めた。次はアメリカでの試合がほぼ決まっていると聞いているので、そこに向けて少しはアピールできたと思う」
14戦目 2017年9月9日・米カリフォルニア州カーソン スタブハブ・センター
WBO世界スーパーフライ級タイトル V6 米リング初登場
井上尚弥(大橋)[TKO6回終了]アントニオ・ニエベス(米)

「白熱した試合がしたい」
15戦目 2017年12月30日・横浜文化体育館
WBO世界スーパーフライ級タイトル V7
井上尚弥(大橋)[TKO3回1分40秒]ヨアン・ボワイヨ(仏)
「全然ものたりないところがあるので、来年はバンタム級でやりたい。WBOがテテ、WBCは山中さんが再戦で、選択肢が面白くなってくる中、そういう世界に飛び込んでいきたい」
16戦目 2018年5月25日・大田区総合体育館
WBA世界バンタム級タイトルマッチ 3階級制覇達成
井上尚弥(大橋)[TKO1回1分52秒]ジェイミー・マクドネル(英)

「今日はめちゃめちゃ硬かったです。ぶんまわしちゃいました」「怪物ぶりはアピールできなのかなと思います」「WBSS、バンタム級最強トーナメント、正式にオファーがきています、出場します!」
17戦目 2018年10月7日・横浜アリーナ
WBSS準々決勝、WBA世界バンタム級タイトル V1
井上尚弥(大橋)[KO1回1分10秒]フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)

「手ごたえも拳に伝わってきて、この一撃で終わったと思いました。WBSS初戦を成功の形でスタートを切れた。準決勝は井上が危ないと言われるロドリゲスと戦いたい」「息子の名前をトランクスに入れたのはWBSSにかける決意に現れ。2試合連続1ラウンドで自分もまだまだ試されていない部分がある。これから成長していきたい」
18戦目 2019年5月18日・英グラスゴー SSEハイドロ
WBSS準決勝、WBA・IBF世界バンタム級王座統一戦 2冠統一
井上尚弥(大橋)[TKO2回1分19秒]エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)

WBSSバンタム級決勝でドネアと対戦
「初回はプレッシャーをかけられ、1ラウンドが終わったときはどうなるか予想できなかった」
19戦目 2019年11月7日・さいたまスーパーアリーナ
WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ WBSS優勝
井上尚弥(大橋)[判定3-0(116-111、117-109、114-113)]ノニト・ドネア(比)

判定勝ちでWBSSバンタム級優勝 スコアあり
「ドネア選手、めちゃくちゃ強かったです。初めてのカットという経験、2ラウンド目からドネアが2人に見えていた。その中でこのように戦えたことを自分のキャリアとして来年から精進していきたい。負けられないというドネアの気持ちの強さを感じたし、自分は試合前に世代交代と言ってきたけど、この内容じゃ世代交代とは言えないけど、もっと強い井上尚弥になるので期待してください。ウバーリ、弟のかたきをとりたい、WBC王者と統一戦をやりたいです」
20戦目 2020年10月31日・米ラスベガス MGMグランド・カンファレンスセンター(ザ・バブル)
WBAスーパー・IBF世界バンタム級タイトルマッチ 聖地ラスベガス初登場
井上尚弥(大橋)[KO7回2分59秒]ジェーソン・モロニー(オーストラリア)

最後は鮮やか右一発「練習してきたパンチが出た」
「無観客試合? リングに上がれば気にならなかった。ラスベガスの第1戦に無事KOで勝てたので次はWBCかWBOをターゲットにしていきたい」
21戦目 2021年6月19日・米ラスベガス ヴァージンホテルズ・ラスベガス
WBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)[TKO3回2分45秒]マイケル・ダスマリナス(フィリピン)

「今回の試合は4団体統一に向けてという位置づけで挑んだ試合なので、勝ったことのうれしさはありませんけど、手を挙げて喜んでいられるステージではない。ドネア、カシメロの勝者と戦う方向で精進していきたい」
22戦目 2021年12月14日・両国国技館
WBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋)[TKO8回2分34秒]アラン・ディパエン(タイ)
「戦前の予想、期待を遙かに下回る試合をしてしまいました。ディパエン選手は本当にタフだった。向かい合った時に何かを狙っているのを感じたし、根性も感じた。この試合に向けて練習したリードジャブが当たったんですけど、これ、効いているのか?というくらい表情が変わらなかったのでメンタルがやられそうだった。今日は8ラウンド、2年ぶりの日本のリングで楽しく戦えたので良かったと思う」
23戦目 2022年6月7日・さいたまスーパーアリーナ
WBAスーパー・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦 3団体統一
井上尚弥(大橋)[TKO2回1分24秒]ノニト・ドネア(フィリピン)
「ドネアがいたからこと自分はバンタム級で輝けた。ドネアがWBCに返り咲いて2人でリングに上がったこの感動を生んだと思う。ドネアに感謝したい。自分が目標としている4団体統一、それが年内にかなうとするならまだバンタム級で戦う。もしかなわないならS・バンタム級に上げてあらたなステージで挑戦したい」
24戦目 2022年12月13日・有明アリーナ
世界バンタム級4団体王座統一戦
井上尚弥(大橋[KO11回1分9秒]ポール・バトラー(英)
https://boxingnews.jp/news/95731/ 史上9人目の4団体統一
「4団体統一を成し遂げた今、S・バンタム級への転向を考えています」
25戦目 2023年7月25日・有明アリーナ
WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 4階級制覇達成
井上尚弥(大橋)[TKO8回1分14秒]スティーブン・フルトン(米)

「スピードもパワーも充実した試合内容だった。それでもS・バンタム級初戦ということで、練習でのこうしたらいいんじゃないかということも見えた。まだまだ減量方法なり改善する方法がある。このS・バンタム級でまだ強い姿を見せられると思う。その中でS・バンタム級最強と考えていたフルトンを下したので、S・バンタム級最強と言えると思う。ただ僕が持っているベルトは2本。次戦で4団体統一をしたいと思います」
26戦目 2023年12月26日・有明アリーナ
世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦 2階級で4団体統一の偉業達成
井上尚弥(大橋)[KO10回1分2秒]マーロン・タパレス(比)

「4つのベルトを集めましたが、いまの適正階級はこの階級だと思っている、来年、再来年はこの階級でもっと強い姿を見せようと思っています」
27戦目 2024年5月6日・東京ドーム
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ 34年ぶりの東京ドーム興行
井上尚弥(大橋)[KO6回1分22秒] ルイス・ネリ(メキシコ)

「1ラウンド目ということで軌道が読めなかった。ダメージはさほどなかった」「2ラウンド目からポイントを計算していこうと。そこは冷静にできました」「振り返るとプレッシャー、重圧があったと思う。入場したときに舞い上がっていたわけではないけど、ちょっと浮き足だっていたというか、そういう感じだったのかな」
28戦目 2024年9月3日・有明アリーナ
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋) [TKO7回16秒] TJ・ドヘニー(アイルランド)

「12月にまた会いましょう」
29戦目 2025年1月24日・有明アリーナ
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋) [KO4回2分25秒] キム・イェジュン(韓国)

「今年は海外での試合を目指しているので、まず春にラスベガスで試合をしたいと思います。ラスベガス、サウジアラビアと海外で試合を目指していますので今後とも期待していただければうれしい」
30戦目 2025年5月4日・米・ラスベガス T-モバイルアリーナ
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ 世界戦11連続KO勝利
井上尚弥(大橋) [TKOを8回45秒] ラモン・カルデナス(米)

「僕が殴り合いを好きだということはわかっていただけたと思います。すごく楽しかった」「(2回のダウンは)自分でも驚いたけれど、その後しっかりと組み立て直せた」「次は9月にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン=元WBA&IBF王者)と日本で戦いますが、みなさんが望むなら、またアメリカにも来たいです」
31戦目 2025年9月14日・IGアリーナ
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ
井上尚弥(大橋) [判定3-0(117-111、118-110、118-110)] ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)

「アウトボクシングもいけるでしょ? 誰が衰えたって?」「チームで戦略をしっかりと練って、この日を迎えた。倒しにいきたい気持ちを抑えたからこそ、この結果になった。中盤、倒しにいってたら、また違う結果になったかもしれない。今日はこの戦い方でよかったと思います」「次はサウジアラビアで12月に試合があるとも聞いているので、また素晴らしい戦いを見せたいと思います」
「中谷くん! あと1勝! 来年、東京ドームで盛り上げましょう!」
32戦目 2025年12月27日・サウジアラビア・リヤド モハメド・アブド・アリーナ
世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ 統一王座を年間4度防衛
井上尚弥(大橋) [判定3-0(119-109、120-108、117-111)] アラン・ピカソ(メキシコ)
「今夜の出来はよくなかった」「(年4試合して)少し疲れました。ゆっくり休みます」
挑戦者 中谷潤人のプレイバックはこちら↓

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