4.13フェニックスバトル154 タノンサックの初防衛戦+力石政法再起戦 北野武郎&荒竹一真も

18日、都内で会見が開かれ、4月13日後楽園ホールの「Lemino Boxing フェニックスバトル154」メインでIBF世界L・フライ級タイトルマッチ、王者タノンサック・シムシー(タイ)の初防衛戦が行われると発表された。タノンサックは指名挑戦者セルヒオ・メンドサ(メキシコ)を迎える。

再起戦に臨む力石(左から2人目)、北野(右端)と荒竹(左端)。右から2人目は本石ツダジム会長

39勝34KO1敗の強打者タノンサックは大阪のグリーンツダジムの契約選手でもある。日本でも9試合戦っており、この中にはこの4月にWBA&WBO王座に挑む谷口将隆(ワタナベ)に競り勝った試合も含まれている。ちなみに唯一の黒星は現IBFフライ級王者矢吹正道(緑)になすりつけられたものだ。タノンサックは昨年6月、大田区総合体育館でクリスチャン・アラネタ(比)との決定戦に2-1判定勝ちし、念願の世界タイトルを手にした。

相手のメンドサは27戦全勝の強敵。こちらも27勝中23KOと85パーセントのKO率を誇る長身のサウスポーだ。ツダジムの本石昌也会長は「パンチもあるし、やっかいな挑戦者」と警戒している。

L・フライ級はこれで3月15日のWBC戦(王者ノックアウト-岩田翔吉)を皮切りにひと月に全団体のタイトルマッチが日本で行われることになる。本石会長は「近い将来に統一戦なり、大きな舞台になるかもしれない階級」と語り、タノンサックの防衛に大きな期待をかけている。

■力石が左肩手術を経て再起へ、北野&荒竹も

セミでは昨年5月の世界初挑戦で惜敗したIBF・S・フェザー級7位の力石政法(大橋)が再起戦に臨む。フィリピンのリト・パデナス(8勝7KO1敗)と60キロ契約8回戦。

力石(16勝11KO2敗)は前回、空位の王座決定戦で現王者エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)と対戦し、奮闘及ばず3-0負け。力石は「ふがいない試合をした」と言うものの、試合前に悪化させてしまった左肩の影響もあったのは、「前回は本物の力石政法ではない」と自ら語ったことからもうかがえる。

ヌニェス戦直後に左肩の手術を行い、リハビリしながらこの期間を過ごしてきた。軽い物を持つことから始め、肩の可動域を徐々に広げているという。負傷個所はともかく、この間ジムで見かける力石はいつ試合が決まっても行けそうな体つきだった。「今回は本物の力石政法をお見せできると思う」と力石は自信たっぷりに語っている。

また当日は力石のほかにも大橋ジムの北野武郎、荒竹一真が8回戦に出場する。ふたりは初黒星からの再起をかけた試合となる。

前戦でWBO-APミニマム級王座決定戦に挑むも、ジョセフ・スマボン(比)に早々に喫したダウンが尾を引き、挽回できないまま判定負けした北野はカート・パブラル(比)と対戦する。「勝つことしか考えていません。しっかり作り上げて、めちゃくちゃいい状態で当日は勝ちたい」と抱負を述べた。

またアマチュアからプロ転向し、2戦目で坂田一颯(S&K)に敗れた荒竹。「負けて期待を裏切ってしまった思いと、悔しい気持ちはありますが、逆に言えば2戦目というまだ上がってもいないところ(での敗北)なので、ここからは上がるだけ」とコメントし、これからの挽回を誓っている。

 

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