「U-NEXT BOXING 6」の発表会見が19日、都内ホテルで開かれた。7月20日(月・祝)、東京・両国国技館でトリプル世界戦が開催される。1位増田陸(帝拳)-2位比嘉大吾(志成)のWBA世界バンタム級王座決定戦をメインに、3位寺地拳四朗(BMB)-4位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)のWBO世界S・フライ級王座決定戦、王者岩田翔吉(帝拳)-1位エリック・バディージョ(メキシコ)のWBC世界L・フライ級戦というラインナップ。U-NEXTでライブ配信される。photos/Naoki Fukuda

3月に古豪ノニト・ドネア(比)を8回TKOで下し、WBAバンタム級王座への挑戦権を手にした増田は当初アントニオ・バルガス(米)側と指名戦の交渉をしていたが、ジェシー・ロドリゲス(米)が先にバルガスに挑戦。勝利したロドリゲスは次戦は他団体バンタム級王者との統一戦か、さらに階級を上げて井上尚弥(大橋)への挑戦を予定しているといい、WBAは増田に休養王者堤聖也(角海老宝石)戦を指令を出した。しかし堤の負傷からの復帰が日程的に間に合わないため、今度は増田-比嘉で正規王座決定戦とする旨をWBAは伝えてきたのだという。
現WBAレギュラー王者ロドリゲスの予定を見越しての発表となったが、増田-比嘉戦までには明確になる見通し。主催の帝拳プロモーションは、「増田陸対比嘉大吾戦、WBA正規王座決定戦の開催経緯について」と題する文書を出してこのタイトルの変遷を説明。「このようにWBAバンタム級王座は選手の不慮のアクシデント、度重なるケガ、そして世界最高峰のネームバリューを持つロドリゲス参入により混乱していますが、試合が開催される7月20日までにロドリゲスの動向も決まり、正常にタイトルマッチが行える状況に戻ることを期待しています」と、不透明な中での発表に理解を求めた。

増田㊧と比嘉の対決
増田と比嘉の対決そのものは王座を争うにふさわしい、魅力的なマッチアップだ。増田は「比嘉選手は楽観的に見えてとても繊細な選手」と比嘉の印象を語り、それを踏まえて臨むつもり。前戦でドネアに文句なしの勝利を収めた自信も後押ししているようだ。勝てば、現在休養王者枠にいる堤との2度目の対戦がおのずと見えてくる。一度堤に敗れている増田にすれば、一層やる気になる理由だろう。
比嘉は昨年のバルガス挑戦以来のリング。これで武居由樹(大橋)、堤聖也(角海老宝石)、バルガスに続き、実に4試合続けてバンタム級タイトルに挑むことになった。引き分けや惜敗で戴冠はできなかった一方で、見せ場もつくりファイターとしての価値を保っている。「やっぱりボクシングは天職だなと思い、帰ってまいりました。すみません」。バルガス戦で引退するつもりだったが、今年になって思い直したという。「これから先、続けられる以上は続けたい」とこの日宣言した。
増田については「皆さんが分かっている、左ストレートは警戒している。右パンチの誘いも使い方がうまい」と分析しつつ、「当日は楽しい試合になると思います」と続けた。
「U-NEXT BOXING 6」の前売り券は、きょう18時からローソンチケットにて販売がスタートしている。券種は、5万5千円、3万3千円、4万4千円(マス2名)、2万2千円、1万1千円。


