KOBE長谷川ジムの長谷川穂積会長は24日に神戸市内のジムで会見し、元WBOアジアパシフィックS・バンタム級王者村田昴(29)のジム移籍第一戦を8月22日、神戸市立中央体育館で行うと発表した。KOBE長谷川ジムの初のプロ公式戦で、フィリピン・バンタム級9位のジェイソン・ファクラリン(26)とS・バンタム級10回戦を戦う。

長谷川ジム移籍第1戦の決まった前王者の村田㊨
10連続KO勝利をマークしていた村田は今年2月、3度目の防衛戦で判定負けの初黒星を喫した。心機一転、3月に所属の帝拳ジムからKOBE長谷川ジムに移籍した。和歌山県岩出市出身の村田は小学5年生から父の車で神戸市の真正ジムに通い、世界王者の長谷川会長の練習を見守っていた。「初心に帰って、ボクシングをやり直したい」とあこがれの長谷川会長の指導を受けることを決意。妻と8ヵ月の長女を岩出市に残し、7月から神戸市内に単身で生活して新天地で世界への道を踏み出すことになった。
「昴くんは小学生の時に僕の家に泊まりに来たこともあるし、妻にバンデージを巻いてもらっていたことがある。運命的なものを感じる」と長谷川会長。「とにかく僕がやっていた世界王者のレベルの練習量に取り組んでもらう。オーバーワークの一歩手前まで追い込む地獄のトレーニングになる」と村田に「地獄」を強調した。
試合は真正ジム主催のREAL SPRITS VOL.95のメインで行われ、アンダーカードで日本L・フライ級3位井上彪(真正)、WBO‐AP・S・フライ級4位田井宜広(RST)の各8回戦などが組まれている。


