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大みそか出陣のホープ堤駿斗、大湾硫斗、伊藤沙月がKO勝利誓う

2022年12月26日 7時07分

 大みそかの大田区総合体育館で行われる井岡一翔-ジョシュア・フランコの世界S・フライ級王座統一戦のアンダーカードに出場する堤駿斗ら志成ジム所属の3選手が25日、同ジムでメディアの取材に応じた。それぞれKO決着をアピール。

左から伊藤、堤、大湾

 セミのフェザー級8回戦でプロ転向2戦目に臨む堤は、前東洋太平洋王者のペテ・アポリナル(フィリピン)が相手。7月のデビュー戦(判定勝ち)でいきなりメキシコ製グローブを使用して両コブシを痛めたが、今は完治している。今回は日本製(ウイニング)で戦うという。

「デビュー戦やってみて反省点もみえた。次はよりアグレッシブに戦う」と堤。

 アポリナル(16勝3KO3敗)は8月に武居由樹(大橋)に5回TKO負けを喫して王座を追われたばかり。堤も「KO決着を」と周囲の期待を理解しての発言をした。11月に約1ヵ月の米国修行にでかけた。井岡ら著名選手を手掛けたイスマエル・サラス・トレーナーの直接指導を受けた。さらに本場の強豪も含む相手とスパーを重ね、成長を自覚しているというから、試合が楽しみだ。

 日本S・バンタム級8位大湾硫斗(9勝6KO1敗)は、フィリピンのロビン・ラングレス(11勝4KO4敗)との8回戦。相手のラングレスは3年前に一度来日しており、この時は定常育郎(T&T)に3回TKO敗だった。大湾は抱負を聞かれ、「倒します」とひと言。比嘉大吾に続く沖縄の星と期待されながら、ややスローペースの大湾だが、そろそろピッチを上げてほしいものだ。

 アマチュアから転向の伊藤沙月はワーサナー・カムディー(タイ)相手の女子S・フライ級8回戦。7月のプロ第1戦ではタイ選手と6回フルに戦って判定勝ちだったが、「次は倒せるようにと練習してきました。会場を少しでも沸かせられるような試合をしたい」と控えめながら意欲的なコメントを残した。

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