OPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義（井岡）が5月7日、ボディメーカーコロシアム（大阪府立体育館）で挙行されるダブル世界タイトルマッチの前座で初防衛戦を行うことが決まった。対戦相手には同級7位の原田門戸（横浜さくら）が選ばれた。

　中谷は今年1月、東京で日本&東洋太平洋王者の加藤善孝（角海老宝石）を文句なしの判定で下し、無敗のプロ7戦目でタイトルを獲得。今回は地元に原田を迎えての凱旋試合となる。

　フィリピン出身の原田（本名：リッキー・シスモンド）は元同国ライト級王者の実力者。長身の中谷に比べてかなり背は低いが、パワフルで荒っぽいファイトを得意で、26勝12KO7敗1分と豊富な戦績を誇る。スタイリッシュな中谷とは興味深い一戦となりそうだ。

　なお、当日はメインイベントに井岡一翔（井岡）が登場。3階級制覇をかけIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン（タイ）に挑む。セミではIBF世界ミニマム級王者の高山勝成（仲里）が同級10位の小野心（ワタナベ）を迎えて2度目の防衛に臨む。